ニュースの配信元「意識しない」が半数以上?LINE NEWSの記事は誰が書いているのか
見出し画像

ニュースの配信元「意識しない」が半数以上?LINE NEWSの記事は誰が書いているのか

LINE NEWS

月間利用者数は7,700万人に達し、月間PV数は175億を超えるLINE NEWS。SNSやネット上で「LINE NEWSが○○と報じていた」「LINE NEWSが△△と言っていた」といった声をしばしば見かけますが、実際の事情は少し異なっているかもしれません。

「LINE NEWSが報じていた」は違う?

LINE NEWSの運用は社内の「編成局」が行っており、その名の通り記事執筆や取材が主ではなく、編成業務が主たる業務です(「VISION」や「NEWSグラフィティ」といった、一部のLINE NEWSオリジナルコンテンツを除きます)。

LINE NEWSには、1,100を超える提携媒体社から1日8,000本以上の記事が配信され続けています。「編成局」における編集部の仕事は、「媒体社が報じている」ニュースの中からいま"読んでほしい・読むべき"ニュースをピックアップし、「ユーザーへ情報の橋渡しをすること」です。LINE NEWS用の見出しを新たにつけ、1日3回のプッシュ通知で届ける「LINE NEWS DIGEST」やニュースタブにある「トップニュース」、国内・海外・経済・エンタメ・スポーツなどの各カテゴリに掲載します。

ニュースの配信元「意識しない」が半数以上

しかし、媒体社から配信された記事は「LINE NEWSの記事」と認識される場合があり、媒体社の存在や視点に目が向けられないことはLINE NEWSとしても課題に感じています。

NHK放送文化研究所が、2018年6月に行った「情報とメディア利用に関する調査」によると、ニュースメディアの中で「もっともLINE NEWSを利用する人」(LINE NEWSメイン)は女性が6割を占め、他のニュースメディアに比べて16〜19歳、20代の若い世代が多いことがわかります。また、ネット上で接したニュースについて、配信元を意識しない人が40代以下で半数程度存在し、LINE NEWSをメインに使っている層では、配信元を意識しない人が56%に上ることがわかりました。

図1

図2

NHK放送文化研究所「SNSを情報ツールとして使う若者たち〜『情報とメディア利用』世論調査の結果から②〜」https://www.nhk.or.jp/bunken/research/domestic/pdf/20190501_6.pdfより

さらに、日経クロステックで2019年10月18日に配信されたITライター・鈴木朋子氏の「10代がニュースを知る方法ランキング、専門サイトを上回ったネットサービスとは」では、以下のように指摘されています。

LINE NEWSをニュース配信プラットフォームではなく「ニュースメディア」と見なしている若者たちも少なくない。「LINE NEWSで配信された○○社の記事」ではなく「LINE NEWSの記事」と捉えているのだ。
そうした若者にとって重要なのは、記事がLINE NEWSに掲載されるかどうか。LINE NEWSに掲載された記事のバリューは横並びのようだ。ニュース提供元のメディアのネームバリューは気にならない様子である。

LINE NEWSとしては、こういった状況を踏まえ、媒体社が情報発信の主体として参画できるように、主に以下の3つの取り組みを行っています。

①媒体社独自の視点で配信できる価値

まずLINE NEWSには、提携媒体社がLINE公式アカウントを通じてニュースを配信する「LINEアカウントメディア」という仕組みがあります。LINE NEWSのニュース配信機能を利用して、媒体社が8本セットのダイジェストを配信するもので、ニュース配信元をユーザーが意識する機会が少ない中、媒体社の「ブランド回帰」を狙いの一つにしています。媒体社が持つ独自の視点や編集指針もまた、ユーザーに提供すべき価値であると考えています。

画像3

②媒体社が直接記事を選定する「オープンキャスト」

次にLINE NEWSには、提携媒体社が「ニュースタブ」トップページに直接記事を掲載できる「オープンキャスト」という機能があります。媒体社独自の視点によるニュース配信の強化と、ユーザーが受け取れるニュースの多様化を目的に、2017年から開始しました。国内・エンタメ・スポーツ・ファッションなどカテゴリごとに設置され、ユーザーは、媒体社が独自の視点で選んだ"いま一番伝えたい"ニュースを読むことが可能です。

画像4

2017年当時のリリース画像

③「誰が書いているか」をわかりやすく

最後にLINE NEWSでは、媒体社をリスペクトする意味も込めて、TwitterやFacebookなどの公式アカウントでニュース記事を投稿する際、記事タイトルに媒体名を併記するようにしています。

LINE NEWSの公式アカウントから投稿された「LINE NEWSドメイン上の記事」は、特にユーザーから「LINE NEWSの記事」と認識されやすいものです。SNS投稿では媒体名を記載することで、ユーザーに「誰が記事を書いているのか」を知ってもらう良い機会になると考えています。
例.記事タイトル(媒体名)

終わりに

ニュースの配信元である提携媒体社がユーザーに意識されず、「LINE NEWSが報じている・言っている」と認識されることは、プラットフォームとして大きな課題です。もちろん上記3つの取り組みで満足することなく、ユーザー・提携媒体社にとって、さらに魅力的なプラットフォームにするために努力を続ける必要があります。提携媒体ごとの多彩な魅力をユーザーに伝えながら、ユーザーの価値判断などに寄与できるよう、LINE NEWSは今後も提携媒体社との協力体制をより強固にしていきたいと考えています。


👇「LINE NEWS」LINE公式アカウントを友だちに追加
https://lin.ee/chNt6wW/lnnw

LINEで更新通知を受け取りたい方はこちら。(※スマホ閲覧時のみ有効)

TwitterFacebookのフォローもよろしくお願いします。

LINE NEWS
主要ニュースからエンタメまで!今ホットな話題がLINEで読める「LINE NEWS」公式のnoteアカウントです。編集に限らず、校閲・企画・データ・デザインなどニュースと検索に関連する幅広い話題をお届けします。 https://note.com/linenews