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誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)衣食住のバランス

これは洋服のおしゃれとは違う話ですが、おしゃれな人と考えるときは、衣食住のバランスがとても大事だと思います。

私が過去にいたアパレル業界の人たちは、衣食住のうち、「衣」の部分だけが突出している人がほとんどでした。

着るものにはあんなにお金をかけているのに、信じられないぐらい劣悪な環境にたくさんの服と住んでいる人や、インスタントやコンビニ弁当ばかりの、貧しい食べ物ばかりを食べている人など、たくさんいました。

確かに洋服は高級ブランドを身につけていたでしょう。

だけれども、そのほかの部分がこんなに貧しいと、とてもおしゃれな人とは言えません。

私が通っていた、文化服装学院の先生などはよく「十条でも四畳半」と言っていました。つまり、赤羽十条に住んでいるけれども、借りている部屋は四畳半だということです。こんなこと、自慢している場合じゃないです。

別に、衣と同様に住も食もお金をかけろということではありません。全体のバランスを見て、美しく暮らすことは可能だということです。

たとえば、インテリアをおしゃれに見せるやり方は、洋服の場合と非常によく似ています。(色やテイストをそろえるなど)。それだって、自分でクッションやカーテンを作ればできること。(もちろん、その前に部屋を片付けること)

食べ物だって、きちんと自分で作って食べるということをすればいいわけです。

そういうことをおざなりにして、とても「おしゃれ」とは言えないと思うのです。

安いお部屋に住んでいるのにルイヴィトンやエルメスなんて、要らないんです。

全体のバランスを考えてみましょう。洋服代ばかりが突出しているとしたら、要注意です。

2011・05・09

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