Naoko Kobayashi

おしゃれについて書いています。『わたし史上最高におしゃれになる!』扶桑社、『お金をかけ…

Naoko Kobayashi

おしゃれについて書いています。『わたし史上最高におしゃれになる!』扶桑社、『お金をかけずにシックなおしゃれ』KADOKAWA  楽天ROOMで「ひとこと」つきでお勧め紹介してます。  https://room.rakuten.co.jp/room_60f0c5e2de

マガジン

  • 誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)

    ブログ「誰も教えてくれなかったおしゃれのルール」のアーカイブを古い順(2010年7月~)に順次転載していきます。

最近の記事

★お買い物のヒントが欲しい方へお知らせ

いつもお読みいただきありがとうございます。 さて、このブログ、最大の欠点は適した画像がないことです。 当方、スタイリストではないため、どこかのブランドから何かお借りすることはできません。また、何百着ものご紹介できるような服も持っていません。そのため、オリジナルの写真がないのが難点でした。 さて、そこで何かいい方法はないかなと考えていたら、楽天ROOMという楽天内のSNSを見つけました(遅すぎです)。 これは、自分の持っているものだけシェアするSNSなのかと思っていましたとこ

    • 誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「センスを身に着ける方法」

      さて、セカンドハンドから服、靴、バッグを選ぶ際に必要なもの、それはお金と、そしてセンスです。 セカンドハンド品のほとんどは古いもの。 もちろん中には新しいモデルが中古品として売られていることもありますが、それは例外です。 中には10年、20年以上前のものもあるでしょう。 そこから自分に必要なもので、かつ素敵なものを選び出すにはセンスが必要となります。 雑誌で組まれる「古着屋」特集は、ごくたまにしかありませんから、 店舗情報以外には、参考になりません。 また、セカンドハンド

      • 誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「服を長もちさせる(気分的に)

        前回、物理的な面で服を長もちさせる方法について書きました。 今回は、気分の問題についてです。 現在、まだまだ着られるものがたくさん捨てられています。 1枚の着用回数は減っているということは各種統計に出ています。 洋服はそれほど簡単には壊れませんので、 回数の少ない状態で廃棄された洋服は、まだまだ着られるものであると予測できます。 こちらにあるように※、 「安く買い、流行のシーズンが終わったら処分するサイクルを見直す」 という回答からも、捨てるタイミングが流行が終わったときで

        • 誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「服を長もちさせるには(物理的に)」

          1枚の服を長く着るのはとてもいいことであると同時に、 21世紀を生きる私たちがやらなければならない事項のひとつです。 では、服を長もちさせるにはどうしたらいいでしょうか。 織物、あるいはTシャツや下着に使われるニット素材、 これらはひとの肌に似ていると考えてください。 ひとの肌は何に弱いでしょうか? 摩擦と紫外線です。 ほとんどの生地も肌と同様、摩擦と紫外線に弱いのです。 まず摩擦です。 生地同士がすれたり、あるいは生地とその他のもの(バッグなど)がぶつかって、すれると

        ★お買い物のヒントが欲しい方へお知らせ

        マガジン

        • 誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)
          381本

        記事

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「セカンドハンドは宝の山」

          既製服と呼ばれる大量生産品が作られるようになったのは1960年代です。 60年代から70年代にかけて、日本ではアパレル産業が発展しました。 それにより、家庭で、あるいはオーダーにより、個人のために一点ずつ作られていた洋服は、同じものが大量に作られる、いわゆる大量生産品となっていきました。 参照資料はこちら。 セカンドハンドとして手に入れられるものは、 主にこれらの既製服、あるいは大量生産品の靴やバッグとなります。 言うまでもないことですが、年数がたてばたつほど、 セカンド

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「セカンドハンドは宝の山」

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「服は捨てないで回す」

          ファッションには2種類あります。 一枚の服が、生産され、消費者に買われて、消費者に廃棄される。 これは一方通行の線上の動きです。 これをリニアファッションと呼びます。 もう一つは、一枚の服が生産され、消費者に買われ、消費者が再び売り、また誰かに買われ、着られなくなったら資源として集められ、リサイクル素材となり、また生産される。 これは円を描くように回っていきます。 これをサーキュラーファッションと呼びます。 2019年に環境省が発表したレポートによると、 日本では66%

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「服は捨てないで回す」

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「捨てないおしゃれ」

          多くの人が欲しがるのは結果、そして証拠です。 自分が思っているだけ、自分が言っているだけでは、 どんなことも納得しないでしょう。 おしゃれな人は捨てない人、 捨てるのではなく回す人、 そういう人が素敵だよ、 とこのブログを書いた当初から書き続けてきました。 しかし、それを信じた人は少なかっただろうと思います。 なぜなら、多くの人が走ったのは真逆の方向だったから。 しかし今、ずっと言い続けてよかったと心底思います。 理由は、結果も出たし、証拠もあるから。 結果とは、ファッ

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「捨てないおしゃれ」

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「自分のスタイルがあなたを救う」

          2024年4月現在、円相場は1ドル154円。 これは約34年ぶりの水準です。 34年前とは1990年あたり。 長く生きてきた人は、この年を経験し、覚えているでしょう。 このころ、日本のデザイナーたちがパリコレで多く認められるようになり、 世界のファッションに大きな影響力を与えた時代です。 表参道を歩く若者たちは、この日本のデザイナーの作る服を着て 仕事へ行き、カフェでお茶を飲み、美術館や映画館、ライブ会場へ向かったのでした。 このころ、アパレル製品の多くは日本製でした。 も

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「自分のスタイルがあなたを救う」

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「飽きる自分に対処する」

          人間は飽きる生き物です。 たぶん、多様性のため、あるいは生き延びるために「飽きる」という感情が必要なのでしょう。 人によって、程度の差はありますが、同じものが続くと少なからず飽きがくるのは、人の性でしょう。 であるからこそ、私たちは、この飽きる性質に対処する必要があります。 なぜなら、飽きたからといって、次から次へと新しいものを買っては捨てることを繰り返していては、人としての生活も、地球環境も立ち行かなくなるからです。 飽きはいろいろな原因で発生します。 ひとつは、そればか

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「飽きる自分に対処する」

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「新しいものを取り入れる前に自分のニーズを把握する」

          季節が変わるとき、いつも同じように感じる方も多いでしょう。 去年は何を着ていたんだっけ? 今の自分にぴったりの服を持ってない、 かといって、何を新たに付け足したらいいかわからない、などなど。 毎年同じように繰り返される、自分の頭の中に渦巻く疑問。 そして、とにかく足りないということで何か新しく付け加えるものの、 次の年になると、また同じ疑問が繰り返される。 その結果、ワードローブはふえていき、無限ループから抜け出せない。 そうならない前に、次に何か買う前は優先順位とそのニー

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「新しいものを取り入れる前に自分のニーズを把握する」

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「おしゃれでいるより大切なこと」

          言うまでもなく、「おしゃれ」でいるより大切なことは多くあります。 ここではファッションの分野に関して以下、記載します。 まず一つは、 「おしゃれ」のために個人の人生がめちゃくちゃにならないこと。 今、最上級に「おしゃれ」に見せる、最も手っ取り早い方法は、 ラグジュアリーブランドのショップへ行き、 脚の先から頭まで、トータルルックで一式買ってそろえて、 それを着ることです。 最新のスタイルを常に頭からつま先までそろえること。 これが一番、最新の「おしゃれ」に見えます。 これは

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「おしゃれでいるより大切なこと」

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「自分に合ったパンツを見つけよう」 

          女性がパンツ(ズボン)を日常的にはくようになってから数十年がたちました。 以前にもましてその流れは加速し、今街を見回してみても、女性のパンツ姿のほうがスカートよりも多いかもしれません。 中には1年じゅう、パンツ以外はかない方もいるでしょう。 そうなってくると気づいた方も多いと思います。 自分に合ったパンツを探すのは大変だということに。 パンツの作りは、デザイン、パターン、素材、仕様の4つの要素によって作られます。 デザインは好みの問題なので、好き嫌いで決めれば問題ないでし

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「自分に合ったパンツを見つけよう」 

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「転生しなくても、あたかも生まれ変わったような自分になる」

          小説、映画、アニメ、マンガとあらゆる分野で「転生もの」が流行っています。 それだけ「転生」に対するあこがれや要望があるのでしょう。 けれども、転生を待たずとも、人はある程度、変われます。 変わるためによく試されるのが見た目から入る方法です。 まず、髪型をメイクを変えます。 私の観察では、服装を変えるより前に髪型とメイクを変えるほうが、 早く自分の望むイメージに近づけるようです。 髪型とメイクが変わったら、 自分のなりたい方向へと徐々にワードローブを変えていきます。 ポイン

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「転生しなくても、あたかも生まれ変わったような自分になる」

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「自分が何が好きかを見極めて」

          20世紀より明らかに、ファッション誌や女性誌もふえました。 また、インターネットの海原には、 インスタグラム、ピンタレスト、YouTubeその他、 膨大な参考ヴィジュアルがあり、 ディバイスとネット環境があれば、誰でもそれにアクセスできるようになりました。 同時に、インターネットの整備のおかげで、 ごく小さなブランドでも通販を通して人々の手に商品を届けることができるようになり、以前よりもずっとブランドの数もふえました。 しかし、例えば新宿のような都会で、忙しく歩く人のスタイ

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「自分が何が好きかを見極めて」

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「脅しに屈するべからず、またはそんなことはできなくて当たり前」

          何の気なしにYouTubeやInstagramを見ていると、 多くの「お勧め動画」「お勧め投稿」が出てきます。 そのほとんどはスルーするのですが、 ほんのちょっとの好奇心で見てしまうと、 そこには地獄が待っています。 世界中にパーソナルスタイリストその他を名乗る多くの人たちが、 「ダメ出し」動画や投稿を作っています。 中身をのぞいてみると、 「グレーとベージュを合わせてはだめ」 「50代以上はペイズリーは着てはだめ。かわりにボーダーを」 「バッグを持つときは、身体の内側から

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「脅しに屈するべからず、またはそんなことはできなくて当たり前」

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「シンデレラのように」

          最近、感じることがあります。 それは、以前よりも、日常着とお出かけ着の差が少ない人がふえたということです。 その差は、この10年で急速に縮まったように見えます。 例えば大好きなアーチストのライブへ行くとき。 以前だったら、会社帰りであったとしても、何かしらライブなりコンサートにふさわしい装いで、ライブを楽しむ人が多くいました。 ライブ会場やコンサートホールは非日常的な空間ですから、会社に行くための通勤着でそのまま会場に行くよりも、気分が盛り上がるというものです。 また例え

          誰も教えてくれなかったおしゃれのルール「シンデレラのように」