メンズの洋服は鍛えた体に似合うように作られている
ウィメンズよりもスタイルや装飾が少ない分、メンズの洋服でものをいうのは、なんといっても肉体です。スーツのジャケットは筋肉のデザイン化であると書きましたが、ジャケットでなくても、いつでも重要なのは鍛えられた筋肉です。
メンズの洋服は、その鍛えられた筋肉による逆三角形の体型が完成したとき、もっとも美しく見えるようになっています。西洋のスポーツに秀でている人のほとんどは、上半身の筋肉が発達します(注:マラソンの場合、日本人的な、地面をすり足のようにぺたぺた走る走り方だと、そうはなりません)。そのため、西洋のスポーツで身体を鍛えた人はおおむね洋服が似あう肉体になっています。サッカー選手しかり、野球選手しかり、です。
メンズのスタイルで重要なのは美しさです。これを手に入れるためには、肉体を鍛えればいいわけです。ですから、格好よくなりたい場合は、まず肉体を鍛えましょう。鍛えられた肉体が着る洋服は、「おしゃれな男」をはるかに凌駕します。なぜなら、それは美しい男だからです(そして、おしゃれな男より、美しい男のほうがモテます)。
見本は、ダニエル・クレイグとかデヴィッド・ベッカムです。二人とも「美しい男」です。
あれやこれややたらとたくさん買うお金があるなら、鍛えるのにお金を使って。鍛えられた肉体が手に入ったら、そこらの白いTシャツを着ただけでも、十分格好いいです。
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