そっとすくい上げても
こぼれ落ちていく日常のなかで

必然という名の
奇跡を待ちわびている。


もう来ないかもしれない
その瞬間を

月をながめたり
風に吹かれたりしながら
静かに祈っていた。


春はまだ遠い。
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