見出し画像

【図書館向け】LINE公式アカウント開設・運用マニュアルのご紹介

LINEのサービスを使って出版市場を盛り上げるサークルLINE BOOKUOKAです。
今回は、図書館向けに、LINE公式アカウントの開設方法と運用方法をまとめたマニュアルを作成しました。LINE公式アカウント導入にぜひお役立てください。

※正式な仕様とは異なる場合があるのでご注意ください
※2020年8月時点の仕様を元に作成しております

マニュアル収録内容
〇開設編
1. はじめに
2. LINE Business ID 発行
3. LINE公式アカウント開設
4. プロフィール設定
5. あいさつメッセージ設定
6. 応答メッセージ設定
7. リッチメニュー設定
8. アカウント認証リクエスト

〇運用編
9. 友だちを集める
10. 友だちを集める (販促ツールのご紹介)
11. メッセージ配信方法
12. タイムライン投稿方法
13. LINE 公式アカウント活用例
14. 「図書館LINE公式アカウント研究会」のご紹介

以下に図書館のLINE公式アカウント導入によるメリット等をまとめております。導入をご検討の場合はぜひご参考にされてください。

LINE公式アカウントとは

企業や自治体がLINE上にアカウントを開設し、利用者の「友だち」となって様々な情報を発信できるサービスです。
LINE公式アカウントを友だち追加することによって、トーク画面で質問をしたり、便利なサービスを受けることができます。

LINE公式アカウントでできること

以下の機能を標準で備えており、無料でご利用いただくことができます。

・登録した友だちに対するメッセージの配信 (1,000通/月)
・メッセージのセグメント配信 (世代 / 性別 / 居住都道府県) 
・タイムラインへの投稿
・リッチメニューの表示(トーク画面下のメニューの表示)
・応答メッセージ(Aというキーワードに自動でBと答える)
・リサーチ(友だちの属性の分析や配信結果の確認)
・友だちを追加してもらうための宣伝用ポスターの作成

料金プランについて

LINE公式アカウントからのメッセージ配信は、毎月1,000通まで無料でご利用いただけます。
毎月1,000通以上のメッセージを送信する場合は有料プランへアップグレードする必要があります。

画像3

※プランによって利用できる機能の制限はございません。
※アップグレードは月中に反映されますが、ダウングレードは翌月反映となります。
※タイムライン投稿は無料でご利用いただけます。

図書館がLINE公式アカウントを導入するメリット

①多くの利用者、幅広い年代に向けて情報を発信できる
LINEは日本国内で約8,400万人が利用するSNSです。(*1)
他のSNSと比較しても、LINEでのみリーチ可能なユーザーが多く存在していることが特徴です。

画像2

また総務省が実施したSNSの利用率調査によると、全年代での平均利用率が80%を越えていることを確認できます。(*2)
図書館は幅広い年代の方が利用されるため、LINE公式アカウントを運用していただくのに最適です。

画像3

②LINEメッセージはメールマガジンと比べて開封率が高い
メールマガジンの平均開封率は10%ほどと言われています。
対して、LINE公式アカウントから配信されたメッセージの開封率は60%ほどです。(*3)
これは個人のLINEアプリへ直接プッシュ通知が届くことが大きな要因となっております。この通知によりリアルタイムで情報をお届けすることが可能です。

またメールマガジンとの最も大きな違いはメッセージの到達率です。
メールはフィルター等によって「手元に届かない」ことや、「迷惑メールフォルダに振り分けられる」というケースがあります。
一方でLINEのメッセージは、利用者がLINE公式アカウントをブロックしない限りほぼ100%配信されます。

③LINE公式アカウントを通して直接利用者とやり取りできる
LINE公式アカウントでは、利用者からのお問い合わせに手動で返信することが可能です。SNSでの問い合わせを受け付けていない図書館様は自動応答機能をご活用ください。
図書館ごとのSNS運用ポリシーに合わせて、使いやすい設定でご利用いただけます。

④有料開発を加えることで、アプリのように様々な機能を実装可能
お問い合わせに対してAIが自動で応答したり、トーク上でのレファレンスのデータを蓄積したり、在庫検索や予約を公式アカウント上で完結する などなど…LINE公式アカウントはアプリのように様々な機能を実装できます。開発についての詳しい情報は下記サイトをご確認ください。
※別途開発費用が発生します。
■開発者向けサイト: https://developers.line.biz/ja/
■テクノロジーパートナー: https://www.linebiz.com/jp/partner/technology/ 

まとめ

LINE公式アカウントについて、イメージは掴めましたでしょうか?
ネット環境が整備された現代において、図書館による情報発信にインターネットやSNSは欠かせません。
開設自体は無料なので、まずはこのnoteで配布しているマニュアルを見ながら、実際にアカウントを作成してみましょう!


*1:LINE Business Guide 2020年7~12月期
https://www.linebiz.com/system/files/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202007-12.pdf#page=16
*2:平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
https://www.soumu.go.jp/main_content/000644166.pdf#page=16
*3:株式会社ガイアックス調べ
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-24119/

「図書館LINE公式アカウント研究会」のご紹介

オープンチャット「図書館LINE公式アカウント研究会」では、全国の図書館アカウントご担当者様と、運用についての相談や、活用法について研究しております。
下記のURLまたはQRコードからどなたでもご参加いただけますので、どうぞお気軽に覗いてみてください。

「図書館LINE公式アカウント研究会」参加URL:
https://line.me/ti/g2/psHDkT_TGYXeTgMJm51YUA

画像4

LINEオープンチャットとは…
LINEで入室できる匿名のトークルーム機能。
普段と違うプロフィールを設定でき、個人同士が繋がることはないので、「知り合いだけど友だちではない」方々が共通のトピックについて話すことが出来ます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?