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【書店向け】LINE公式アカウント開設・運用マニュアルのご紹介

LINEのサービスを使って出版市場を盛り上げるサークルLINE BOOKUOKAです。
今回は書店向けに、LINE公式アカウントの開設マニュアルを2種と、運用方法をまとめたマニュアルを作成しました。各マニュアルの説明はダウンロードファイルの下に記載しておりますので、店舗の運営状況などを見て使いやすいものをご利用ください。

※正式な仕様とは異なる場合があるのでご注意ください
※2020年10月時点の仕様を元に作成しております

【書店 - 手動チャット】LINE公式アカウント開設マニュアル
LINE公式アカウントの基本的な応答設定のマニュアル。トーク画面でのお客様からのお問い合わせに対して、手動のチャットで返信する形式。
開設マニュアル2種のどちらを使用するか迷った場合、こちらの方が簡単に運用いただけるのでオススメです。

【書店 - スマートチャット】LINE公式アカウント開設マニュアル
お客様からの簡単なお問い合わせはAIが自動で回答、AIで回答できないもの(本の注文など)は手動で対応する形式。
「手動チャット」と比べて、有人での顧客対応コストは削減されますが、回答内容の調整コストがかかるため、総合的な管理コストについては開設初期はほとんど差がありません。
しかし、AIによる回答の内容が成熟し、友だち数が増えるにつれ費用対効果も大きくなるため、「手動チャット」での運用コストが膨らんだ際にステップアップとして導入をご検討いただくことをオススメします。

【書店】リッチメニューテンプレート

LINE公式アカウント トーク画面下部に表示されるメニューでご利用いただけるテンプレート画像です。ファイルの中からお好きなものをご使用ください。

【書店】LINE公式アカウント運用マニュアル
メッセージの配信方法や友だちの増やし方など、LINE公式アカウントの運用に関する操作方法を掲載しております。


マニュアル収録内容

■開設マニュアル
1. はじめに
2. LINE Business ID 発行
3. LINE公式アカウント開設
4. プロフィール設定
5. 応答設定
6. 応答時間の設定(スマートチャットのみ)
7. あいさつメッセージ設定
8. 応答メッセージ設定(スマートチャットのみ)
9. リッチメニュー設定
10. AI 応答メッセージ設定(スマートチャットのみ)
11. アカウント認証リクエスト

■運用マニュアル
1. 手動チャットの利用方法
2. 友だちを集める
3. 友だちを集める (販促ツールのご紹介)
4. メッセージ配信方法
5. タイムライン投稿方法
6. LINE 公式アカウント活用例
7. 「書店LINE公式アカウント研究会」のご紹介

書店のLINE公式アカウント導入によるメリット等を以下にまとめておりますので、導入をお考えの場合はご参考にされてください。

LINE公式アカウントとは

小売店や企業がLINE上にアカウントを開設し、お客様の「友だち」となって様々な情報を発信できるサービスです。
お客様は公式アカウントを友だち追加することによって、トーク画面で質問をしたり、便利なサービスを受けることができます。

LINE公式アカウントで出来ること

以下の機能を標準で備えており、無料でご利用いただくことができます。

・登録した友だちに対するメッセージの配信 (1,000通/月)
・メッセージのセグメント配信 (世代 / 性別 / 居住都道府県)
・タイムラインへの投稿
・リッチメニューの表示(トーク画面下のメニューの表示)
・応答メッセージ(Aというキーワードに自動でBと答える)
・リサーチ(友だちの属性の分析や配信結果の確認)
・友だちを追加してもらうための宣伝用ポスターの作成

料金プランについて

LINE公式アカウントからのメッセージ配信は、毎月1,000通まで無料でご利用いただけます。
毎月1,000通以上のメッセージを送信する場合は有料プランへアップグレードする必要があります。

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※プランによって利用できる機能の制限はございません。

※アップグレードは月中に反映されますが、ダウングレードは翌月反映となります。

※自動応答メッセージは配信メッセージのカウントには含まれません。
※タイムライン投稿は無料でご利用いただけます。

書店がLINE公式アカウントを導入する5つのメリット

①多くのユーザー、幅広い年代に向けて情報を発信できる

LINEは日本国内で約8,400万人が利用するSNSです。(*1)
他のSNSと比較しても、LINEでのみリーチ可能なユーザーが多く存在していることが特徴です。

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また総務省が実施したSNSの利用率調査によると、全年代での平均利用率が80%を越えていることを確認できます。(*2)
書店は幅広い年代の方が利用されるため、LINE公式アカウントを運用していただくのに最適です。

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②LINEメッセージはメールマガジンと比べて開封率が高い

一般的にメールマガジンの平均開封率は10%ほどと言われています。
対して、LINE公式アカウントから配信されたメッセージの開封率は60%ほどです。(*3)
これは個人のLINEアプリへ直接プッシュ通知が届くことが大きな要因となっております。この通知によりリアルタイムで情報をお届けすることが可能です。
またメールマガジンとの最も大きな違いはメッセージの到達率です。
メールはフィルター等によって「手元に届かない」ことや、「迷惑メールフォルダに振り分けられる」というケースがあります。
一方でLINEのメッセージは、お客様がLINE公式アカウントをブロックしない限りほぼ100%配信されます。

③LINE公式アカウントを通して直接お客様とやり取りできる

LINE公式アカウントは、お客様からのご注文やお問い合わせに対して、手動でのチャットのやり取りが可能です。
チャットは、電話と比べて時間と場所に融通が利くため、お客様はお問い合わせがしやすくなります。店舗側も受信してすぐその場で対応する必要がないため、店頭の混雑状況に合わせてフレキシブルな対応が可能となります。
またチャットの履歴が残るためスタッフ間での引継ぎがしやすく、あとでやり取りを見返すことでお問い合わせ対応の品質向上に繋げることもできます。

④集客に繋がる機能が多数あり、その全てが無料で使用できる
LINE公式アカウントには、クーポンの配布・ショップカードの発行といった集客に繋がる機能をはじめ、リサーチ・分析といった店舗の運営戦略に繋がる機能、LINE Payなどの他のLINEサービスと連携して利便性を高めることが出来るなど、お客様と書店の双方のニーズに対応できる数々の機能が標準で備わっています。そして、これらの機能がすべて無料でご利用いただけます。
友だち数を増やすための販促用ポスターデータ等も無料で配布しておりますので、ぜひご活用ください。(※一部の友だち追加用販促ツールは有料でのご提供となります。)

⑤有料開発を加えることで、アプリのように様々な機能を実装可能

お問い合わせに対してChatbotで対応したり、トーク上でのお問い合わせのデータを蓄積したり、在庫検索や商品のご注文を公式アカウント上で完結する などなど…LINE公式アカウントはアプリのように様々な機能を実装できます。開発についての詳しい情報は下記サイトをご確認ください。
※別途開発費用が発生します。

■開発者向けサイト: 
https://developers.line.biz/ja/
■テクノロジーパートナー: 
https://www.linebiz.com/jp/partner/technology/ 

まとめ

LINE公式アカウントについて、イメージは掴めましたでしょうか?
顧客応対や集客に使用できる数々の機能が全て無料でご利用いただけ、開設も無料ですので、まずはこのnoteで配布しているマニュアルを見ながら、実際にアカウントを作成してみましょう!

*1:LINE Business Guide 2020年7~12月期

https://www.linebiz.com/system/files/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202007-12.pdf#page=16
*2:平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

https://www.soumu.go.jp/main_content/000644166.pdf#page=16
*3:株式会社ガイアックス調べ
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-24119/

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◆書店LINE公式アカウント一覧
全国の書店LINE公式アカウントをまとめております。
書店ごとに運用方法も様々なので、ぜひご参考にされてください。

◆書店LINE公式アカウント研究会
オープンチャット「書店LINE公式アカウント研究会」では、全国の書店アカウントご担当者様と、運用についての相談や、活用法について研究しております。
下記のURLまたはQRコードからどなたでもご参加いただけますので、どうぞお気軽に覗いてみてください。

「書店LINE公式アカウント研究会」参加URL:
https://line.me/ti/g2/eMZ8p1u90QeSaH95xLWqAw

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LINEオープンチャットとは…
LINEで入室できる匿名のトークルーム機能。
普段と違うプロフィールを設定でき、個人同士が繋がることはないので、「知り合いだけど友だちではない」方々が共通のトピックについて話すことが出来ます。


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