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【雑記】老いを感じる

ここ数ヶ月で自身の老いを感じて仕方ない。
健康面や精神的なもので以前よりも変化している。そしてその変化はいい方向に変化している気がしない。ゲーム的に言えばナーフされまくっている。

1番大きいのはすぐに動かなくなったこと。やる気がないこと。取りかからないこと。

買ってやらないゲーム、詰んでる本。お金はあるからなんでも買えるのに、いざプレイしないし読まない。買って満足してしまっている。手元にある事実だけで安心している。いつかやればいいという明日の自分に先延ばししているのだ。
時間があるならやればいいのに気分じゃないからと腰が重くて仕方ない。ついついスマホでSNSを見て過ごしてしまう。

アイデアが湧かなくなってきた。

何やってもマンネリな気がする。イラストを描いても納得できないことが多いし、構図も思いつかない。漫画のネタなんて干からびてしまっている。
昔は創作意欲がバリバリで、自分て最高だなと思っていた。(それが出来る、他人にウケるかは度外視)
常に昔の自分はすごいと思っている。ネタの面白さやキレがすごいのだ。
つまり今の自分がいかにつまらないのかと落胆する。


新しいことに触れることも少なくなった。
昔は話題性があるからとアニメや漫画に触れてきたのだが、今は知らないことに触れることが少なくなった。いつもの馴染みのあるジャンルでいいか、と新しいものに触れなくなったように思える。それが1番安定してるからであり、新しいものに触れたとて話題を共有する相手がいないならいいか…と消極的になっている。

昔は老いを言い訳にするなんてカッコ悪いと思っていた。今もそう思ってはいるのだが、悲しいことに事実でもあり自身の努力ではどうにもならないことも多い。
姉や友人に相談しても「老いだから仕方ない」と言われる。

「老いだから仕方ない」
それを否定して負けたくない自分と、納得して受け入れたい自分とでせめぎ合っている。これはきっと最終防衛ラインだろう。

ただ老いて悪いことばかりでもない。

社会に馴染めるようになった気がする。昔よりも気負うことが少なくなって、自分のことを分析して理解している度合いも多くなった。
何でもかんでもやろうというよりは、自分のできることできないことを判断して選べるようになったと思う。
社会に溶け込めるように丸くなったような。

老いは誰にでも訪れるもので、良くないことが多い。
けれども年相応という言葉もある。

変化していく自分に悲観ばかりはしたくないから、出来ることを増やす意欲は維持していきたいし、今の輝きをとっておきたいから色々記録をつけている。
やりようはいくらでもあるのだと思う。

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