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ゼンレスゾーンゼロ リリース前考察

皆さんはHoYoverseが開発しているゼンレスゾーンゼロというゲームをご存知だろうか
2022年8月頭に3日間のCBT1回目が行われて以降1年もの間フレーバーテキスト的な情報のみで開発情報は音沙汰はなし、ほとんどの人がどんなゲームなのかも分かっていないであろう伝説のゲーム
この間に同社の崩壊:スターレイルは2回目のCBTのみならずリリースまでされほぼ3回のアプデがなされています
TGSまでお預けだと予想していたが2023年8月23日(JST)にドイツのケルンで行われたgamescom2023でまさかの新規映像が発表され、興奮しすぎて夜しか眠れなくなってしまったので感想や考察をまとめてみることにした
なおCBTのスクショとか残ってないしほぼ文章のみで進むのであしからず🙏


ゼンレスゾーンゼロとは

まずは先程述べたようにこのゲームの詳細を知らない人が多いと思われるため、ホームページやPVだけじゃわからない概要を軽く書いておこう
あ、公式YouTubeにあるPV系は全部格好いいからとりあえず見てね👈

ゲームジャンル

このゲームのジャンルはCBTで触った感じ「ローグライトスタイリッシュアクションRPG」と言ったところだろうか
同社でいうと崩壊3rdや原神の戦闘部分をさらにスタイリッシュ、スピーディにしたようなアクションにSlay the Spireなどのようなローグライクな探索を組み合わせたようなゲームがメインとなっている
世界観はPVを見てもらってわかる通り、ペルソナ的?な現代〜近未来系の都市を中心としたなんだかスタイリッシュおしゃれなデザインとなっている

世界観について

※筆者の認識で書いていくので間違いあったらごめんな

世界に「ホロウ」と呼ばれる球状の穴が各地に発生し、ホロウ内は時空が歪んでおり長時間活動すると有機生命体も無機物も汚染され「エーテリアス」という化け物に変化する
汚染は個人差があるようで、通常よりも長時間活動できる「適応体質」という者もいるが無限には活動できない
しかしデメリットだけではなく内部で採取できるエーテル資源が非常に有用でありメイン舞台となる「新エリー都」はホロウと共存しようとしている
とはいえ危険であるため、新エリー都では「ホロウ調査協会」という公的機関のみホロウでの活動を認可されている

主人公は新エリー都でビデオ屋「RandomPlay」を経営する兄妹で裏の顔として、非合法にホロウ関係の依頼を受けたりホロウレイダー(違法ホロウ探索者)にホロウ内の地形データなど(キャロット)を売る「プロキシ」という顔を持つ
プロキシとしての活動名は『パエトーン』
通常のプロキシはほぼ使い捨てのキャロットを使い依頼をこなすがパエトーンは通常では電波のつながらないホロウ内部に外部からボンプ(新エリー都でよく見かける兎耳のロボット)へ憑依して直接依頼人を案内できる「H.D.D.」というシステムを構築し伝説のプロキシとして知られている
依頼遂行の確実性、安全性が高い分、他のプロキシよりかなり多めに報酬を要求しているようだ
つまりブラックジャックみたいなもんで凄腕で人助けをするが政府に見つかると逮捕案件なのだ

ストーリーはこのパエトーンの元へ何でも屋「邪兎屋」のボス「ニコ・デマラ」が依頼をしにくるところから始まる・・・

つまり主人公たちは直接ホロウに入らないので戦闘には参加しない
実際のゲームでは邪兎屋のメンバーなどを戦闘時に操作することになる
主人公は戦闘以外のコンテンツで新エリー都を歩くのに操作することとなる
あと選択しなかった方の主人公が基本的にストーリーで喋り役になる
女の子の声が聞きたい場合は男主人公を選ぶが吉

どんなゲームかは大体ご理解いただけたと思いますが、これだけで結構テンション上がる内容ですよね
スタミナ制だったりガチャがあるようなソシャゲでローグライク・ローグライトは今までほとんど見たことがないし
Steamなどで見てもローグライクで3Dアクションというジャンルは大きいタイトルでほぼ見たことがない組み合わせだと思う
さらにデザインが良いときたらやるしかないでしょう

ベータプレイ時の所感

メイン部分

いわゆるローグライトアクションな部分について

探索部分はマス目を進めていきマス毎にランダムイベント、ショップ、戦闘などなどの効果があり、
マスを開けて行くと侵食が進んでいき一定値に達する毎に基本的にデメリット効果が追加されていく
侵食が最大値になる前にクリア条件を満たさない、または全キャラクターの体力が0になると探索失敗となる
また、戦闘が有利になる効果「エーテブレム」が取得でき、シナジーを考えながら取得していく必要がある

シンプルなものだがこういうのでいいんだよこういうので
ストーリーステージは固定マップになっているが特有のギミックがあったりで楽しませてくれるようになっていた
おそらく高難易度ステージになると自動生成だったり定期的にマップ更新だったりがあるんじゃないかな

続いて戦闘アクション部分について

戦闘の内容を1から文章におこしていては余白が足りるとも思えないので同社「原神」の戦闘と比較してみようと思う
まず、入力できる操作はほぼ一緒で
「移動」「通常攻撃」「スキル」「必殺技」「ダッシュ」「キャラチェンジ」
となっている
キャラクター編成は3人となっており原神より1人少ない
ベータ時点では属性攻撃は存在するが元素反応のような要素は存在しない
しかしながらコンボや連携攻撃、ブレイク値、極限回避、動きのスタイリッシュさによって原神以上に戦闘操作が楽しいと感じた

まずコンボについてだが、まずスキルの仕様が違うことを説明しなければならない
本作のスキルはCT制ではなくいつでも発動でき、攻撃を当てるなどでエネルギーゲージが一定以上に貯まると通常より強力な特殊スキルを発動するようになる
さらに通常攻撃も原神のようにただ連打して次の攻撃を出すだけではなく何段目に長押しするなどの操作で技が切り替わる
そこに先ほどのいつでも発動できるスキルを織り交ぜることで結構な数の攻撃パターンが出来上がる
これを敵によって、操作キャラによって、強化内容によって、タイミングによってなど使い分けていくこととなる
うーむスタイリッシュだ・・・

続いてブレイク値と連携攻撃
的にはブレイク値があり、攻撃をしてMAXにするとブレイク状態になる
このブレイク状態の敵は行動が制限され与えるダメージが増える
さらに、ブレイク状態の敵へ重撃効果(原神とは違いあくまで効果)を持った攻撃を当てることで連携攻撃を発動できる
発動するとキャラを選択することでキャラを変更しながら強力な攻撃へ繋がる
最大で全キャラ分の連携攻撃を連続で出せるようになっている
これがまたスタイリッシュ

極限回避について
ダッシュ操作を相手の攻撃に合わせて行うことで極限回避となり、攻撃を回避してスローモションになる演出が入る
さらに回避時に攻撃入力をすると回避攻撃というまた別の攻撃スキルが発動できる
これがあることでプレイヤースキルが高ければほぼ攻撃を受けないでクリアが可能になる
ローグライクなので1プレイ終了までは体力が引き継がれるため非常に大事な操作となる
そしてスロー演出がスタイリッシュ

ここまでどの行動もスタイリッシュに行えるゼンレスゾーンゼロの戦闘であるが
個人的に一番スタイリッシュさを感じたのはキャラチェンジだ
キャラチェンジボタンを押した時や連携攻撃時に操作キャラが変更されるわけだが
原神などではそれまで操作していたキャラクターがその場でパッと切り替わるようにキャラチェンジが行われるが
本作では画面端から変更後のキャラが入場してきて操作可能になり、それまで操作していたキャラは最後に入力した攻撃行動をやり終えてから画面端に走って退場していく演出になっている
なんじゃこれかっちょいいいいぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!
このスタイリッシュキャラチェンジのおかげで変更時のよいしょ感がかなりなくなっていて操作が小気味良いのだ
そして必殺技「終結スキル」どのキャラもカットインがかっこいい
終結スキルは原神と違ってキャラ毎ではなく全員共通のゲージを使うので注意

これらスタイリッシュな要素たちに加えて、炎や氷といった攻撃属性によっていろんな効果があったり、打撃や斬撃といった攻撃種類によってブレイク値の貯まり方が違うなどの要素まである

ゲームのメイン部分、ホロウ探索はこれらのローグライク探索と戦闘アクションを繰り返して行われるってワケ
ただでさえローグライク中毒なのに戦闘まで中毒性高いとかやらないわけにはいかないじゃないですか

メイン部分以外

メインのホロウ探索とストーリー以外でCBT時にできたことをまとめていく

・キャラクター育成
純粋なローグライクではなくキャラクターの育成がある
基本的には原神や崩壊スターレイルと同じで
レベル、スキルレベル、6つの聖遺物枠(ディスク)、凸?による追加天賦
が確認できた
本当に同じなのでほぼ説明が必要ないと思いますが、追加天賦とキャラクターの⭐️については少し違うように感じた
まず、CBTで使用したキャラは全て⭐️1つの状態で始まり、おそらくガチャ凸で出るっぽい素材を使ってキャラの⭐️を最大5個まで育成、星の数で追加の天賦効果を解放できる仕様になっていた
例えるならブルーアーカイブのような感じかな
ブルアカみたいに追加課金なしに少しづつ⭐️を育てられるシステムだといいなぁ・・・
いや天下のHoYoverse様がそんな生ぬるいことするとは思えないし多分見た目が違うだけで原神式凸になるだろう

・ビデオ屋の経営
「プロキシ依頼は遂行する」「ビデオ屋経営もする」「両方」やらなくっちゃあならないってのが「パエトーン」の辛いところだな
覚悟はいいか?俺はできてる
毎日ニーズに合わせてビデオを配置することでお金が徐々に貯まるようになっていた
やらないとどうせお金はすぐ足りなくなるので必須

・ラーメンバフ
モンハンよろしくホロウ探索する前にラーメンを食べるとHP増加とかダメージ増加とかつく
普通にうまそうなラーメン出てきて毎度飯テロを食らうので注意

・とにかくUIがお洒落
このゲームはとにかくUIの感触がいい
キャラクター詳細画面をYouTubeで見てもらえるとわかると思うが項目を変えるごとにキャラがモーションする
しかも場合によってモーションが変わったりなど
とにかく触っているだけで気分がいいのだ

CBTの様子はYouTubeで見れるよ

CBTで体験できた内容としては大体以上だ
3日間と短かったが十分に「早くリリースしてくれ」と思えるほどの完成度に仕上がっていたように思う
CBTの内容は公開OKになっていて、YouTubeでもCBTをプレイしているアーカイブを探すことができる
気になったら少し覗いてみるといいかも
確認した中だとモスラメソ氏が一番長くアーカイブが残っており、
NAKO.GAMES氏が見やすく動画にまとめてくれていたり声無しプレイ動画を出してくれていたりする

本題: gamescom2023で公開された内容について考察

ようやく本題に入れますね
え?ここまでで4000字超えてる?

さて、冒頭で述べたようにgamescom2023にて公式から以下の映像が公開された

うーん相変わらずかっちょいい映像作るね
でもCBT直後のPVからほぼ1年ぶりに映像出して「こんな追加要素あるよ!」って内容誰が追いつけんねん
CBTやってた人ならまだしもCBTやってない人はまずどんなゲーム?状態なんですよ
というわけでどんなゲームかは上で説明してあるので今回増えている追加要素について考察していこう

今回の追加要素

主人公の行動範囲が大幅に増加

CBTでは主人公達が住んでいるビデオ屋がある、「六分街」のみが活動範囲であり、ゲーム内容的に他に歩けるとこはそんなに増えないかなという感じだったが
まさかの複数エリア追加
一体何ができるのか現時点ではわからないが、おそらくイベントが発生したりプレイアブルキャラが居たりするのだろう

キャラクターイベントと曜日要素の追加

CBT時点で時間帯の概念と時間帯で発生するイベントが違うなどがあったが
新PVを見ると曜日の概念が追加されているのがわかる
そして曜日が切り替わってプレイアブルキャラとのイベントが発生してるような場面や、プレイ動画ではキャラとのメッセージのやり取りが映っていたりするので
これもイベント発生と関わっているっぽい

なんかミニゲーム作ってて草

なにやらゲーセンでミニゲームをやる場面がある
まさかアップデート前提の今どきネットゲームにリリース前からミニゲームがあるとは思わなんだ
しかもこれは…どう見てもミスタードリラーでないか…
なんてこったこちとら一昨年くらいまでプレステ1でミスタードリラーやってたくらいなんだぞ…こんなのやるだろうがよ…
しかもプレイ動画の方では「Event Mode」なるものが写っていて制限日時が書かれていた
もしかして特殊ルールが定期的に来てスコアをランキングで競う的なあれか…?
メインでスタミナが切れたらこれやって1ヶ月は潰せてしまうではないか

総じてメインのホロウ探索以外の部分がかなり重厚になって進化している
うーむやりたい

戦闘システムの強化

CBTの時点でほぼ十分に満足できていた戦闘システムだが更に進化しているようだ
「極限支援」: 「パリィ支援」・「回避支援」・「攻撃支援」
という3つのアクションが追加されたようだ

この「支援」というのはキャラチェンジしながら行う行動の事だと思う
CBTでもキャラが大きくノックバックさせられたときなどにキャラチェンジすると支援攻撃が発生して攻撃しながらキャラチェンジしていた

パリィ支援は相手の攻撃に対してタイミング良くキャラチェンジすることでゲージを消費してパリィしながらキャラチェンジしていた
かっこいいじゃん!
ゲージは連携攻撃すると回復するようだ

回避支援も同じく回避しながらキャラチェンジをしていた
攻撃支援は上で述べた支援攻撃の派生だろうか?
どちらも詳しい操作などは見て取れなかった

私としてはキャラ同士が連携しているようなアクションが増えるのはかなり嬉しい
編成時にシナジーを考えることが増えるし、操作してても見ててもかっこよくて良い
せっかくキャラクターを3人ずつ編成して戦うのに一瞬しか出ないキャラがいるのは少し寂しいもんな
こういう要素が増えるということは
CBT時にあったクレタとベンを編成したときに特殊な終結スキル演出のようなものがリリース時には増えているかもしれないと期待できる
あと、左上にある終結スキル用の表示が段階だけなく、数値が追加されていてわかりやすくなっているのも助かる

全体的に演出が強化

そもそも細かい演出が世界観に合っていて良かったのに
さらにラーメンを食べる、レコードディスク(聖遺物枠)のガチャ、ステージ選択時など至るところにアニメーションや演出が追加されているっぽい
例えるならただメニューを出すようなUIじゃなくてスプラトゥーンみたいに毎回動きがある感じ
とても良いと思います
っていうかこのゲーム、全然メインじゃないのにやたら車を描写する場面が多いなかっこいいけど

今後の予想とまとめ

今回、規模は大きいがメイン市場でないであろう海外のgamescomで「追加要素だよ!」の動画を公開だけしてきたというのは個人的には
「気になったらTGS見に来てね」と言っているように感じた
やはり私の当初の予想通りTGS2023でβテスト2回目やリリース日など大きい発表が来る可能性が高いように思う
というか来てくれないと流石に待ちきれない
多分崩壊:スターレイルより開発情報が遅れているように見えがちなのは中国国内の年齢制限で原神やスターレイルの12歳以上より高い16歳以上が設定されているためな気がする
日本では特に制限はないが、中国はそのへん厳しいっぽいので16歳以上と設定するということは更に審査が厳しいのだろう
まあその分miHoYoの本気モデリングが見れると思い、我慢しよう

というわけでゼンレスゾーンゼロが楽しみすぎて溜まっていたものを吐き出すために駄文を書き連ねてみた
発表されたらβでもリリースでもTwitchで配信すると思うのでよかったら来てね

というかそろそろ誰か日本語Wiki作らないかね
誰も作らないなら作ろうかな?

というわけでお疲れ様でした。👋

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