将来、飲めなくなる明前三峽龍井茶を今のうちに、飲もう。
台湾北部の三峡(旧称:三角湧)という所は、台湾緑茶の第一産地として有名です。ここでは、主に炒青綠茶「碧螺春」が作られるが、少し珍しい「龍井茶」も作られています。三峡は、清の時代以来茶の木が栽培され、日清戦争後の日本植民地時代(1895-1945)では輸出用の紅茶や香港で多く消費される「香片(シャンピエン:ジャスミンや金木犀で着香させる用の加工用緑茶)」が生産され、当時東アジアの最大の製茶工場が建てられた歴史がありました。
日本植民地時代にて三井合名会社が三峽で設立された製茶工