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【SS】親切な暗殺|#毎週ショートショートnote

「暗殺って聞いたら、サイレンサーの付いた銃をまずは連想するよね。他に何かある?」

「他にって… どうしたんだ、お前は?誰かを殺したくなるほど困ったこと起きてるのか?」

「ないない!今考えている小説の中で暗殺シーンを入れてみようかと思ったんだ。なんかハラハラするじゃん」

「なんだ、架空の話かよ。良かった!暗殺って衆人環視の中で、誰にやられたかわからないパターンが多いよな。毒殺とかもそうだろ?」

「衆人環視もそうだし、絶対安全だと思われる部屋の中での密室殺人も暗殺の一種かな」

「殺される理由とかもちゃんとしないとな。恨みが強いほど、すごい復讐というか暗殺をしそうじゃないか」

図書準備室の片隅で、男子二名が暗殺がどうのこうのと話が盛り上がっている。

「あなたたち、また無駄話ばかりして… こうよ!!」

突然、眼鏡をかけた女子が現れ、右掌を下に向け喉元に水平にシュッと横へ引いた。

「「怖え〜!!」」

能戸高校文芸同好会の影の部長だった。



[409字]noteエディターカウンタ値

能戸高校ネタしか降りて来ない😅
(インフル😷のせいだと思いたい)

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