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大学受験に向けての英語勉強

理系女子の英語支援

3月、通常なら学校の春期講習に参加するだろう時期。長女高3は「英語は講習に行っても伸びない気がする。自分で勉強したい」という発言。

「自分で勉強したい」とはいえ、やってて効果があるかわからないものをやっていても仕方がないし、それでぶつくさ言われる彼女につきあう気力もない。どうしたらいいかわからないけど、ちょっと手伝ってみるか。

基礎固め~槙村さとる「ダンシング・ジェネレーション」方式

昔読んだ漫画で大好きだった槙村さとるの「ダンシング・ジェネレーション」。その中で印象に残ってるシーンに、NYのダンススタジオで短期留学にいった面々がそれぞれタップダンスやバレーなど新たな学びがあるレベルのクラスに入れられた中、主人公の愛子と慎だけがバーレッスンばかりの基礎クラスに入れられて腐るという場面があった。2人はあるとき憂さ晴らしに街中のダンスクラブに飛び入りでレッスン参加してみて、以前よりずっとステップが流れない、体幹がぶれないなど、毎日毎日受けたバーレッスンの威力を知ることになる。

このエピソード、つまりは「何ごとも基礎が大事」ということ。この教訓は私のその後の人生でもよく思い出すところだった。今回も、長女の話を聞いていて「このタイミングで基礎固めやっといた方がいいかも」と思い、そのころ話題で気になっていた問題集をやらせてみることにした。

条件は、「英文法入門」と「英文法基礎」を春休み中に終わらせること。そのあとに「英作文基礎」と「英文読解基礎」にとりかかること。復文は初めからやること。

春休み後

春休み中は私が超多忙でまったく進捗を確認できなかった。けれど、新学期前に2冊を終わらせた長女が報告するには…

そして、この「基礎固め」作戦の効果はてきめんに表れた模様。

その後、語彙はまぐれの高得点ということもわかり、復文も全然やっていない状態だった。それはこれからやるとして、基礎の重要さがわかったのはよかったと思う。

その後

1学期は、1年生の時は骨がありすぎてひいひい言っていた英文読解の先生の授業について、「あの文法の話だ」「ああ、あそこに出てたやつだ」とピンとくることが増えて「100分の授業があっという間に終わっちゃう。」と充実している模様。苦手意識を持たせず、自信にまでつながったのなら、よかった…とホッとした。

「意味がとれない文は大抵主語と動詞がわかってない」

これは真実だと思う。英文は、基本的に「主語と動詞」。これって、意識して教え、意識して勉強しないと、いくら真面目に学校の宿題等をきちんとやっていても身につかないものなんだということもわかった。

英語を学ぶと日本語も同時に学ぶことになる、とはいつか誰かから聞いた話。ほんと、そう思う。それを地でやっている長女。今後どうなっていくか、横でつかずはなれずで伴走していくことにしよう。