見出し画像

カシュクールボレロ

カシュクールボレロ。
ナイロンリップのカシュクールボレロ。

買っちゃった…。
買っちゃったーーー!
めちゃくちゃにかわいいのです。
お店の大きな鏡にうつるわたし、似合っちゃってたんだよなぁ。ぐふふふふふふふ。

新作のメルマガで見て、なんだこれかわいい…と静かに大興奮。どれどれ、ワンサイズ?着れるかな?大丈夫なら買っちゃう?うえーい!と息巻いてお店にゆき、よいサイズ感に痺れ、色で迷ったけれど無事長く大切にしたい1着を手に入れました。
お店の方がかわいくて楽しくて、お買い物の時間がさらによいものになりました。ありがとうございましたっ!



わたしは小さい(身長が)。
しかも体つきはイラストで見る骨格ウェーブそのままで、上半身が平たく薄く、正面から見ると肩よりも腰よりも大転子あたりが幅をきかせていて、なんだか奇妙なシルエット。
おまけにX脚(X脚って今でも言うかな)で、顔がなければ幼児なのである。でも顔はあるんだからこわい。

小さい頃から洋服とかヘアスタイルとか自分の好みが割とはっきりありました。そのこだわりのおかげか持ち物やヘアアレンジなどを褒めてもらえることがちょこちょこあったりする。そんな時はとびきりうれしい。本当は四肢全部短いのに、身長の割に足長いとか言われると、全身のバランスの取り方を褒められているようで、変な体型をまやかせている!と心の中でファンファーレが鳴る。(最近はファンファーレでなく六甲おろしが高らかに響く。小さい頃に歌いまくってたというだけで、今でも歌詞を覚えていたことにびっくりした)


新緑眩しい初夏の頃。
その日もわくわくと着る服を選んでいて、はて、と気づいたことがある。それはマスク生活から解放されて、目の当たりにした恐ろしい事実である。目の下のクマとたるみがひどい。ナニコレ? 誰コレ? いや、マスクしてても毎日てめーの顔は見るやん、気づくやろ!なんで何もせんかったん!とぼんやり暮らしてた日々を呪ったところで老いは進行するばかり。

さらには、気に入ってよく使っていたピアスが似合わなくなっていることに気づいたりもした。髪を下ろすあげる、襟のデザインのバランス、そういう小細工ではどうにもならぬ、おさまらぬ。無念…!

おかしなスタイルに老いがプラスされ、似合わなくなってしまったお気に入りが増えてゆく。かなし。

けども。
カシュクールボレロ、似合うんだー。

内側を止めるための長めのリボン、これを結ばず垂らして前も開けたままで着るのが好き。ワタは少なめで薄いから背中のボリュームもなんだか不思議な形に膨らんでかわいい。朝起きた時と夜のお風呂上がり、この2回は着てうふうふしている。くしゅくしゅのトップとワイドパンツをあわせるのが今のところの最強コーディネート。
急にぐっと秋がやってきたことだし、外で着られる日、近いんじゃねーか?エヘヘヘヘヘヘヘ。


好きなものだけ手に入れたい。
アウターを買ったのは実に5〜6年ぶりだった。びっくり。別のお気に入りアウターもカシュクールボレロと同じブランドのもので、年季ものとなったインディゴのそれは味のある色褪せが生まれつつある。
クリーニングや修理、染め直しなどもやっているそのブランドの、商品を長く愛用してほしいというその思いもたまらん。
インディゴはクリーニングはもちろん、修理やサイズの微調整をしてもらったこともある。
今年ももりもりと着るつもり。
カシュクールボレロもお手入れを怠らず、ナイロンが変色するくらいまで大切にするのだー。


わーい。
老いの加速が容赦なく、しなびつつあるわたし。
まだまだおしゃれは楽しいぞ。
きっと短い秋だ、張り切っていこ!


今日はお月見。
お団子買いに行こ。


この記事が参加している募集

買ってよかったもの

このデザインが好き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?