物語の設定と設計図
箇条書きにしています。わたしの執筆の仕方を思い出して書いたものです。まとまっていないことをお許しください。
非常に大切なことを書いてます。参考にしてください。
誰に何を伝えたいのか?
年齢層、性別、年代をきちんと決めておく。
主人公やキャラたちの行動範囲、舞台を決める。
人間ドラマを考える。
キャラたちが自由に行動するようになればよい。
物語の核となることは何か。
言葉、出来事などキーワード、キーポイントを書きだす。
誰が何をどうしたい、どうなりたいストーリーなのか?
言葉と行動による伏線と回収の貼りかたを考える。
プロローグは少し下降気味の精神状態、状況下にする。
一気に急加速して下がっていく状態。
物語は、主人公の気持ちが上がり下がりを考慮する
説明書きになるような執筆は避ける。
三人称一元視点で描く。
僕は私は、ではなく名前を主語に。
主人公の行動をつぶさに捉えて描く。
主人公が感じた五感を描写する。
行動するときに五感を散りばめる。
触ったらザラザラした、カレーの匂いが立ち込めてる、視線の先には、風の音がザワザワと聞こえる、舌の上で合わさって絶妙なハーモニーを奏でる、波の音がザブーンと聞こえる、舌を絡めると彼女の身体がビクッと震えた、瞳に映るきみの悲しげな心が流れ出す。海風の音がサワサワ聞こえる、肌が潮でベトベトして気持ちが悪い。
キャラの性格に合わせたセリフを心がける。
読者が読んだときに、こんなセリフ言うかな?と思わせたらいけない。細心の注意をはかる。
余裕があるなら読者サービス。
わたしはよくやる手法ですが、本を跨いで別々の小説に同じキャラをちょい役で出す。
その場合、そのキャラの登場する小説で貼っておいた伏線を別の小説で回収する。
伏線を残した状態で終わらせて、別で回収。スッキリします。
おかしな表現がないか推敲するときに確認する。
背後のキャラが見えてないのに、あたかも見えてるような描写はしない。…らしい、という言い方が効果的。
サブキャラにも心情の浮き沈みがある。そのときは、主人公とは対等的に。
主人公が良いならサブキャラは悪く。心情は反比例する。
主人公の心情がWならサブキャラはVくらいに。
Wとは山と谷のこと。Vは谷が一ヶ所、Wは谷が二ヶ所。
一回落として回復するが、さらに落ちてラストは上がる。
ハリウッド三幕法は、あえて意識して書かない(わたしは)
主人公の設定は、1日かけて何ページも考えておく。ノートが何ページになってもよい。
キャラたちの行動範囲を考えてみるとよいでしょう。
行動する時間帯は、いろいろなタイプがいることを考慮する。
昼型、夜型、深夜型で昼は寝てるみたいな。
彼らに心霊のように身体に憑依して描写してみる。
背後の人は見えませんよね?
キャラになりきるのが1番よい。
また、友人のように語りかける。
他の作家さんの作品はあえて見ない。
その人の書き方が移ってしまうことに注意するため。
自分には自分の色があることを認識して執筆するように心がける。
官能小説は、ド直球ストレートな表現は避ける。
(わたしは真逆でストレートに書いてるので反省してます)
いやらしい描写でなくても、女性の色香を惹き出せるような描写を心がける。
じゃないとポルノ作家として食いぶちを失う。
10万文字くらい執筆するのは普通のことだと理解する。
売れない作家さんでもこれくらいの力量は普通です。
書けば書くだけ執筆の力は向上していく(本当です)
短編からたくさん書いていきましょう。
わたしが始めた頃の官能小説は、わずか4ページの作品でした。「女医」と言うタイトル。
短すぎるくらいの短編をまとめて執筆していたら、ある女性誌の担当さんから連絡があり、サイト紹介されたこともあり、雑誌に掲載されました。
後半へ続く…
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