私が思う、星新一ショートショートBEST3!

こんばんは!



春の免許合宿がもうすぐ近づいてきていて、
緊張している時田です 



一時はコロナも収束の兆しが見えたのですが、
第6波がやってきましたね、、、


オミクロン株のみならず、
東京ではステルスオミクロンなるものも生まれたとか…?!


一向に自粛は解禁されそうにありません…。




今回は、そんな自粛生活の中でぜひ読んで欲しい、
星新一が書いた本について紹介したいと思います!


私は小学生の時、初めて小学校の図書館で
星新一に出会いました。
窓の下の本棚に置いてあったのを、今でも覚えています。


そこには、想像がつかないような結末と
キラキラした世界が広がっていました。


そんな星新一のショートショートの中でも
おすすめを紹介していきます!




まず、星新一とはどういう人なのでしょうか?
星新一は、1926年に東京府東京市本郷区(現在の文京区)生まれのSF作家です。
父は星製薬の創始者星一(ほし はじめ)ということもあり、
一時期は会社を継いで社長を務めたという異色の経歴の持ち主です。

星新一のショートショートは、
読みやすいシンプルな文章であり、
暴力シーン・性的な描写が少ないことが特徴です。


そのことから、子供からお年寄りまで幅広く読まれ愛されています。


ショートショートとは、400字詰めの原稿用紙が10数枚、
文庫本にすれば数ページのとても短い小説です。

生涯で執筆したショートショートの数はなんと1001作以上。
しかもその一つ一つが読み応えたっぷりで、
星新一はその多彩さから『ショートショートの神様』
と呼ばれるようになりました。




その中でも、私のおすすめの三作品を
紹介したいと思います!


1.「妄想銀行」

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この本の私の一押しは「伴」です。
地位でも名誉でも富でもなく、
全てをかけて夢を追いかけ続ける姿勢は素晴らしいという、
人生が詰まっていると言っても過言ではないお話。

ラスト1行のセリフは、きっとあなたの心にしみることでしょう。
星新一氏の作品の中でも、外せない名作です。


2.「おせっかいな神々」

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神様、死神、悪魔などがキーとなっているお話が多い短編集。
悪魔に願いを叶えてもらうという定番の展開では、
自分なら何をお願いして、悪魔をどう出し抜くか、
考えながら楽しめる作品もあります。

「箱」は、”妄想銀行”収録の「伴」と同様、
人生とは何かを問うストーリー。
遠い昔、素晴らしいものが入っているが1回しか使えないよと言われ手渡された”箱”を、
主人公はいつ開けるのか、箱に入っているのは何なのか、
見どころです。


3.「どこかの事件」

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平凡な日常生活を送るサラリーマンが事件に
巻き込まれていき、理不尽や自業自得など、
ブラックな結末を迎えてしまう21話が収録されています。

その中でも異彩を放っている「ポケットの妖精」も、
途中までは平和に見えますが、
最後のどんでん返しで意外なラストを迎え、
ただ幸せで終わらないような構成。

読者をドキドキさせる展開です。




以上が、私のおすすめ三作品です!
是非手に取って読んでみてください。


日常生活じゃ味わえない満足感を得られること、
間違いなしです!


それではまた、お会いしましょう〜!

本日のブログは、時田でした!

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