作ってみようシリーズ もぐさver.
よもぎってお灸使う鍼灸師なら
1番触れる機会が多い身近な植物なんじゃないかと
そんなよもぎとお灸について深掘りしてゆきます!
よもぎについて
鍼灸師さんは はりきゅう理論で学ぶかと思いますが、一般の方に向けて
【よもぎ】
草餅の原料やお茶
お風呂に入れたり、
お灸やよもぎ蒸しで体を温めたりと
とにかく一言で言うと
たべても飲んでも塗っても焼いて蒸しても
効果がある万能薬
昔から身近な万能薬として使われておりました。
とてもわかりやすいサイトがあったので引用させて頂きます
お灸に使うもぐさは不純物を取り除き、葉っぱの裏側のふわふわっとした毛の部分を精製して使います。
ツボの上に米粒大の絶妙な温度加減で刺激を与えたり、器に入れて輻射熱でじんわり芯まで温めたり
7〜90代くらいの方から良く聞くのが
「悪い事をしたら灸をすえるぞ」
とお仕置き的なポジションで認知されていたりと、昔はお仕置きに使う程どの家庭にもあったんだろうな〜
そもそも、よもぎって何処ぞに生えとるんか?
と聞かれる事がありますが、わりとその辺どこでも生えてます。
私の想像だと 山の方とか草むらのしげみとかに淡々と生えている勝手な妄想をしていたのだが
実際の所、街中をよもぎレーダー感度MAXで歩いていると想定外な所にいらっしゃいます
コンクリートの隙間とか
そこ、絶対犬がマーキングしとるやろ的な所
えーーー?なんでそこなん?
と突っ込みを入れたくなる所程たくましく育っております( 画像参照 )
生命力の強さを感じます
もぐさ作りの工程
どこに生えてるかどんな草かわかった所で
いざもぐさを作る
先ずは気が済むまで葉っぱをむしる
ここなら犬のマーキングは安心。笑
洗う
天日干し
ここまでは事前準備
フライパンorホットプレートで軽く炒る
( とても良い香りにつつまれる )
ここからが肉体労働戦い
すり鉢ですり潰す
ふるいにかける
ひたすらこのループ
みんな必死に作業に励む
意外とこの地味作業が楽しい♪
だんだんと不純物が取り除かれ
柔毛の綿部分が残ります
ふわふわっとしてきたら完成
ふかふかしていてこの中に埋れて寝たいくらい柔らかいです_(┐「ε:)_
実践編
これをツボの上にのせ
線香で火をつけます
今回は枇杷の葉と生姜灸を
残った粉末やカスは香りが良いのでお風呂に入れたり
私はクレイ( 泥の粉)と混ぜて顔のパックにしたりして有効活用してます!
よもぎソープとか作ってみたいな←願望
( 石鹸作れる人求む)
治療院でもとても人気があるのが
レンジdeお灸
小豆・玄米・よもぎ
をアイピローにしたもの
レンジで30秒 眼精疲労、お腹・仙骨の温めに
中身
治療院でひっそり販売しております
じんわり蒸気で眼元を温める
使用例、笑 お腹にもよきです
在庫があまり次第BASEにぼちぼち出品するので
興味がある方はどうぞ!!
今年は量を沢山仕込んだので
精製にお力を借りようと募ったら
なんと4人も集まってくれました!!!
感謝✨✨
条件反射でよもぎ見つけると採取したくなる病で
まだまだ原料沢山あるので
もぐさ作ってみたい方は随時募集してます^ ^
追記:次回は7/25( 日 )に高尾にて開催予定決定 まだ若干名参加可能です!!