台湾3→2→1人 瑞穂♨️ババンババンバンバン(9日目)【専業旅婦飯台湾🇹🇼ぐるり】
瑞穂温泉 1人
一人になってから温泉宿に泊まるというのもちょっとどうかなのだが、したくなったからにはそうしよう。
考えてみると日本で一人で外来入浴はするけど、温泉旅館宿泊はない。
3日前に北上した鉄路を1時間ちょっと再び南下したところにある瑞穂温泉♨️。
12年前初めて家族4人で来た台湾(息子が覚えていなかったやつ)でも、台北での何泊かの後、タイアル族の住む烏来温泉で2泊した。
日本と似てるようで違う独特の作法があって妙に面白かったので、温泉であり、かつ台北からまた来る機会があるかと言えば微妙な位置にあるここを選んだのだ。
昨夜一人で一泊したホテルはこの旅一番くらいに寝心地が良いベッドだったな。
でも駅からはちょっと距離がある。近くに路線バスの停留所があるので乗ることにしたが、日本でも滅多にないほど至れり尽くせりのバス停だ。
多くの台湾のバス停には電光掲示板に何番のバスがおよそ何分後に来るという表示があってこれはとても便利なのだ。
日本は鉄道の時刻は正確な傾向があるが、バスは色んな事が相まって便も減り便利になってるとはいい難く、あまり来ないと「ひょっとして行っちゃってたとか?」と不安になったりする。
朝はパンで軽く済ませていたので、台鉄に乗る前に駅弁を食べることにした。
台湾は外で何かを食べている人も多く、それらを捨てるゴミ箱も多く、昭和日本より更にそこらへんはおおらかだ。でもゴミの清掃もこまめで人員が割かれているのがありがたい。
例によって肉肉しいと思いきや、もちろん角煮は中心に据えられつつ、横の肉のふりをしている丸いのは実は大豆ミート。そしてその下の野菜のボリュームがすごかった。
まあ明日も乗るので一往復半することになるけど、区間車(普通列車)も悪くない。
車内でちょっとした❗️ポイントもあったし。
花蓮にいた時先に帰った連れ合いから
「2割くらいはアミ族とか原住民族の人もいると思うけど、顔立ちは違う?」
と聞かれたのだった。ただ街を歩いている時には、正直言ってよくわからなかった。食べ物とか店とかに気を取られて。メイクやファションもあるし。また花蓮では急にツーリストも増えて。
実は日本人はほとんどが大和民族のくくりにされる事も多いが、かなり見た目のバリエーション豊富だ。だから日本を思うとわかりにくくなる。
途中駅で列車に30人ほどの少年達(12、3歳くらい?)と先生が乗り込んできて、座席がほぼいっぱいになった。ゲーム機やスマホを出してゲームしたり、おやつをつまんだり、楽しそうに話している少年達だが、よく見ると高雄や台南で見た登下校中の中学生より日本並に、いやどっちかというと日本でも九州沖縄のように南方系の濃いめの顔立ちとか天パとかの大陸系中国人っぽくない少年の比率も高い。
ところで花蓮⇄台東間のこの路線、車内アナウンスに オッ?となる。
他の地域ではは基本的に
台湾華語(台湾中国語)→台湾語→客家語 そして英語が来るようだ。
いわゆる普通語(北京語)に近い台湾華語の兄弟のようなものが、台湾語や客家語なので似てはおり(漢字表記がほぼ同じで少なくともこれが地名というのはわかる)、普通語から推しはかることはできる。
ところがこの路線
上の平和駅は次の駅というの意味の「还一站」の後「ピンホー」みたいな台湾華語的発音 → 英語で「ピンホー」
→ちょっとアクセントの違う 「ピンホウ」
→ 「ピェンホ」
その後に「かぷらんあのほにほ じあざとまい」みたいな(全然違うかも)のが聞こえるけど、これはもしかしてアミ語? どの駅バージョンでも「かぷらんあのほにほ」みたいなのは聞こえたから、「じあざとまい」の方が平和を指しているの?
そして米と弁当で有名な池上駅に着く前のアナウンス。
池上の華語の発音は「チーシャン」みたいな感じで、次「チーシャン」、その後想像はつく「ツーソン」の後はやっぱり全然違う言葉が続く。
経緯や実際はわからないが、原住民族と融和しつつ尊重してる感じがして好ましい。
瑞穂駅から今日の宿
HOYA SPA HOTEL (虎爺温泉会館) ⇦英語名と華語名のイメージが違う
まで歩いて30分ちょっと。チェックイン時間にちょうどなので、広い農地をてくてく。
着いた宿は新しさはないが清潔で、そして部屋の外に半露天風呂が付いている。
これは…楽しい❗️
こちらの方は夜または明朝にとっておくとして、昨日このために水着を探したSPAへ向かった。
脱衣所は温泉というよりまるでプール。それも市民プールみたいな必要最低限の感じ。どこまでサンダルを履いていっていいのかわからずキョロキョロしながら中に入ったが、湯船以外の外側は実際プールもあり、プールにありそうなテーブルベンチのある広い空間。しかし大きな浴槽に茶色っぽい効能ありそうなお湯がたたえられているのはやはり温泉。
こんな風に写真を撮るのはダメじゃないかとも思ったが、最初の5分程いた先客がバシャバシャ写真を撮り合ってて、その後誰も入って来る様子がないので、撮影してみた。
日本人だから見出し画像の高音の湯が温泉らしくてやっぱり快適。
1人でも楽しい。各所のジェットバスのボタンを押してみる。
長いタイムラグの後、打たせ湯では肩や背中に穴がうがたれる程、寝湯のジェットでは取手を放すと数メートル飛んでいきそうな程の水圧で噴出する。誰もいないので全部やっては一人声をあげていた。
どのくらいいたのか、外に出ると薄暗い。
温泉宿らしく2食付きプランもあったが、1週間越えてかなり食は満たされ休みを欲している。夕食は駅前で買っておいたカップ麺&茶葉蛋。
そう言ってもレトルトの肉がのっている豪華版。
部屋付きの温泉にも入って
いい宿だな いい湯だな 一人 ババンババンバンバン♫
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