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何故ドラムか

自分が生まれ育った建物の1フロア下に某レコーディングスタジオが入っており、寝る時に耳を澄ますと微かに「ブーン」とか「トツ トツ」みたいな音が聞こえてきました。多分ベースの低域とかバスドラムのアタックの振動。

それが関係するのか分かりませんが、なんとなくドラムに惹かれ始めたのが10代中盤あたり。MTVとかバンドブームとかで音楽に触れる機会は多かったんだけど、ベースとドラムばっかり聴いてた気がする。

決定打となったのが、Der Zibetの3rd.アルバム。たまたま見付けて聞いてみたら、ドラムのアプローチが明らかにそれまで聞いていた音楽と異なる。「へー、ドラムってこんな事やっていいんだ」と変な理解をしてしまい、そこから道を踏み外し始める。

実際に叩き始めたのは結構遅くて、高校時代に少し触ってはいたんだけど、本格的に演奏するようになったのは大学に入ってから。引っかかった音楽サークルが異様に雑多な人種が集まる所で、いわゆるJpopからメタルまでが同居する環境。ドラマーなんて人数が少ないから請われるままに色々やる羽目になり、結果的にこの時代に何かしらの基礎が出来たんだと思います。つっても学生サークルレベルだし誰かにちゃんと習うこともしなかったけど、なんだかその延長で今まで来ております。

事情があって演奏できない時期も少しだけ有ったけど、今に至るまで継続しているのは、自分に合ってるからなんだろうなあと。今後も続けていくことでしょう。

皆様これからもご贔屓に。

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