義祖父の死から考えたこと
義理の祖父が亡くなった。夫を可愛がってくれていた、夫の祖父だ。
最期は突然おとずれた。ある朝、夫に「おじいが亡くなった。血縁者だけ顔を見られるらしいから、今から病院まで行ってくる」と声をかけられ、驚きのあまり叫びながら飛び起きた。
義祖父は数か月前に突然歩けなくなり、老人ホームに入っていた。
でも「旅行にいきたい」「また歩きたい」というエネルギーを失っておらず、年始には一緒に車いすで外食したし、亡くなる前日はWBCを楽しんで見ていたという。
6月には86歳を迎えるはずだった。