私が東京に置いてきたもの
引っ越してから、なんとなく少し元気になったり、とてつもなくしんどくなったり、そんな日々を繰り返している。
一週間でいうと
元気:しんどい=2:5くらいなもんだ。
引っ越して半年も経つのに相変わらずな日々…。
昨日は久々に張り詰めた糸が切れた日だ。
少し前まで精力的に頑張ろうとしていたけれど、心身ともに辛くなっていた。
そんなわたしは前に住んでいた東京に
1.キャリア
2.快適な暮らし
3.気力と体力
4.幸せを感じる心
を置いてきたのだ。
1つ目、2つ目は引っ越す前から分かっていた。
3つ目、4つ目は懐疑的だったけれど、やっぱりそうだった。
(ただ、会社が遠くなってから3つ目はなくなりかけていたとは思う。)
とはいえ、東京での暮らしがとてつもなく素晴らしいものだった訳では無い。
コロナ禍真っ只中で、イベントもほとんどやったいなかったし、友達ともそこまで遊べなかった。満員電車に乗ることは不安すら感じることもあった。
さらには将来のためにお金を貯めないといけなかったので、東京を満喫するほど遊べたかと言うとそうでは無い。
住んでいる場所はまぁまぁアクセスの良いくらいで遊びに行くには十数分は電車に乗っていないといけなかった。
けれども、いつでもどこへでも気分転換に行けたし、少し外に出るだけで一人じゃないと思えた。
一人暮らしは向いていないと思っていた私だったけれど、東京にいた時に寂しいと感じることはほとんどなかった。
SNSを見ていてもほとんどみんなが遠くにいるし、地元からも遠いし全てを他人事に思えて誰かと比べることなんてなかった。
ましてや、当時のわたしはやりたかった仕事も快適な暮らしも手に入れていたのでそれだけで心が満たされていた気がする。
今はやりたかった仕事の求人はないし(全国的にも少ないので田舎となるともっとない)、前より広い家だけれどもリビングと寝室という自分の部屋がなく、どこにいたって落ち着かない…。
社会人になってから、自分の頭の中を整理する時間を確保出来ていなかったけれど今もその時間を確保出来てはいない。
自分の部屋がないとどうもやる気になれない自分がいた。
引っ越してからの私は思い詰めてばかりで時々限界を迎えては元通りになる。
いつになったらこんな日々が終わるのだろうか…何をしたら終わるのだろうか…。
正直、自分では分からない。
転職活動もゆるりとしてはいるけれど、それもなんだか疲れてきた。
ある時は真面目に頑張り、ある時はおうち時間を楽しむ
こんなオンオフが上手くできていればいいのだが…おうち時間を楽しめてもいない。
半年以上も暗い暗い闇の中にいるけれど、いつになったら脱出できるのだろうか…
この先のことを考えると不安しかなく、現状から何かが変わるのが恐ろしすぎる。
そんなことばかりいっていても仕方ないので、今日もポジティブキャンペーンを…
人は生きているだけでえらい!!だから、無理せずぼちぼち行きていこう!!
と、自分に言い聞かせる私であった。
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