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DIOR展

美術館に行くのにインターネットで予約をしないといけない現代。
気分で生きている私にはなかなか馴染めないが、今を生きよう。
年齢がいった分計画的にが快適になり、去年予約したこの展覧会が楽しみだった。

清澄白河に行くのも久しぶり、高速は早いなあ、あったあった美術館にPが。
上野より便利かも、気持ちいい。
人には快適な広さが必要です。

一つひとつ丁寧に観たいが体力が続かない。
好きなものだけに特化して観る。

ディオールも素晴らしいがやはりガリアーノはすごい。
フォルムが夢のようで、袖を通して着てみたいと思わせる服になっている。
同じような派手さを持ったジャンフランコフェレにはあまり動かない。
華美で中身(にんげん)が見えなくなりそうだ。

ラフシモンズも好きだ。
サンローランはガリアーノほどの派手さはないが品があり、美しい。フォルムもきれい。
順路に従って次の部屋へ。
真っ白なトルソーに着せた服たちが部屋全体を占めている。
押し寄せる白いパワーに圧巻。すごーい。
ピンワークの部屋です。
ドレープの見事な技。服はタイトと緩みの芸術かもしれない。

廊下に出たら、係員の人がガラスの手摺りにもたれかからないように指示している。
とそちらを見たら、またまた圧巻。
舞台のように何十着もの服が八百屋に並んでいる。
(ひな壇のように並んでいること)
一つひとつ説明を見ながら見てみたい気はするが不可能だし、疲弊して何にも覚えてない状態になる。
そりゃあ手摺りに寄りかかりたくたくなるわあ。

この企画構成をしたのはどなただろう?

最後に今回のポスターの写真に魅せられてこの展覧会に来た。
高木由利子さんというカメラマン。
随所に彼女の撮った写真が飾られているが、これもどれも素晴らしい。
すべてに満足のいく展覧会でした。

ではね、バイビー。。。

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