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就活(結婚)詐欺に引っかかったようなもの③

つづき(就職雑感)

就活のOG訪問の時輝いている女性社員が
多くいた(そう見えた)会社に入社した娘。

ただ入社前の印象と入社後のリアルが
あまりにも違いすぎて、騙されたようで、
釈然としない。

⭐︎こんな筈じゃなかった

日に日に募る辞めたい思い

それでももしかしたら

配属先ガチャに外れただけかも

と思いたい気持ちもあって他部署の先輩
女性社員何人かに相談したそうだ。

彼女達に相談して、出した結論は

彼女達のように働くことは
私には無理、もう迷いはない退職する

★変わらなし変えられないザ・昭和

ザ・昭和な社風。

「男女平等を謳っているけれど意識は男尊女卑」
「無駄に思える長時間労働を是とする空気」
「行き過ぎただけの指導としてパワハラ容認放置」
「セクハラ紛いの言動頻発」
「メンタル原因で休職する社員の多さ」

「弱音を吐かないの」と彼女達は娘を
諌めることはなかった。彼女達も社内で
理不尽な扱いを受け、謂れのない暴言を
浴びせられたこと幾多。その受け取り方の
深刻度は個人差はあるだろうが彼女達が
言ったことは

「会社はこんなものだと思っていた」
「キャリアのために我慢した」
「皆んなそういう経験を経ているのよ」

そして極め付けは

「だからあなたも頑張って」


⭐︎敵前逃亡ではなく正当防衛です


洗脳でもされない限り働き続けられない。
ここにいたら自分は潰されると確信した
娘は退職届を出し受理されたのだった。

企業研究、業界研究をして、
筆記試験も抜かりなく準備をした。
最終を含め5回面接して内定が出たのに、
なぜこんなことになってしまったのか。

それはやはり詐欺被害にあったとの
思いしか残らないのである。

お花見リリー

★誇大広告の見極め方

立派なことが書いてある企業HP、
明るく未来が開けるキャリアパスを
予感させる新卒採用サイト。

娘退職後、初めてサイトを覗いてみた。
相変わらずやりがいのある仕事内容、
輝く女性社員についての紹介が出ている。
まだまだ居座るパワハラ昭和男達はいない筈
の存在だから社員紹介として取り上げられない。

ある意味誇大広告

⭐︎ 僭越ながら就活生へ一言アドバイス

街行く就活生の姿を見るたびに心の中で
おばちゃんは思うのだ。

「不安になって周囲に翻弄され過ぎず、
できるだけたくさんの企業を見て、
自分の適正を見極めてね。」

「就活の主役はあなた。自分を信じて」

そしてあなたを大切に思う人のアドバイスに
少し耳を傾けてみるのもいいかもしれない。
親世代は、あなたが狙っている企業の、
就活サイトでは決して触れられることのない
過去のマイナスイメージを知っているからこその
アドバイスをくれているのだ。

長く生きている分経験知識の蓄えは豊富、
それ、誇大広告だから気をつけて、と
教えてくれることもある。

(つづく)







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