インターナショナルスクールを親として4校経験してきて思うこと
長男次男合わせて4校
現在小学2年生の長男は1歳からインターのプリスクールに通い、途中4歳から6歳の間は区内の認可保育園に通いましたが、小学校からは再びインターに通っています。
現在1歳9ヶ月の次男も1歳の誕生日を過ぎた頃からインターのプリスクールに通っています。
また、長男、次男共に、普段通っているインターとは別のインター(一時保育は長男、次男共に同じスクール)で一時保育の際にお世話になっています。(長男はもう小学生なので利用しなくなりましたが)
ですので、私は親として、長男の通っている(いた)インター2校と、次男の通っているインター1校、そして一時保育でお世話になっているインター1校の、合計4校のスクールを経験しています。
そんな私が感じる、インターの良さ、日本のスクールの良さを書いてみたいと思います。
私が感じるインターで良かったと思うこと
英語も日本語も自分の言語として認識
当たり前ですが、子どもたち本人が自然と英語と日本語を理解するようになり、英語に対して抵抗感を示すことがないことです。
例えば我が家はもしYouTubeを観る場合は1日30分以内、コンテンツは英語のもののみというルールにしているのですが、日本語で観たいと長男に言われることはまずありません。
給食がお弁当を選べる(牛乳を毎日飲む必要がない)
我が家はここが大きいのですが、食べるものを選択する自由があると言うのも、日本の公立の学校や保育園とは少し違う特徴だと思います。(もちろん、全てのインターがそうだというわけではありません)お金を払えばスクールランチでも良いし、家からお弁当を持ってくるのでも良い。みんなが一律で同じものを食べなければいけないという価値観ではない点は、我が家としては嬉しいところです。
子どもたち一人一人を細かくケアしてくれる
こちらももちろん全てのインターがそうというわけではないですが、多くのインターナショナルスクールは、みんなで決まったことを同じようにやることを求めるよりは、子どもたちのやりたい!を重視します。
また、学費も高い分、1人の先生に対する子どもの人数も少ないので、手厚く子どもたち個々をフォローしてくれるので、子どもたちの意見を尊重しやすいというのもあると思います。ですので、先生たちは子どものことをよく見ていて、学校での様子を細かくレポートしてくれることも、いつもありがたく思っています。
その他にも、世界の多様な文化について学ぶ機会があるなど、いくつか良かったことはありますが、最近私が特に感じる良かったことは上記の3つになります。
では、インターに通わせるデメリットは?
インターに通わせることによるデメリットももちろんあると思います。
まず、学費がとにかく高いですね。インターによっても値段は大きく変わりますが、我が家の場合はインターの小学校で年間280-300万円程度、プリスクールは、200万前後かかっていますので、兄弟2人でざっくり年間500万円は最低でもかかっていると思います。
日本の私立と比べてもかなり高額なので、一定の家計戦略立案が必要です。
また、日本語に触れる機会がどうしても少なくなりますので、家庭でのフォローはある程度必要だと思います。絵本、小説、詩、などなど、日本の素晴らしい文学作品などにはできる限り家庭でたくさん触れさせてあげたいですね。また、日本の童謡や音楽童話も意識的に聴かせてあげるようにしています。
小学生はそれに加えて漢字学習も家庭でプラスαやっておいた方が良いような印象です。(一応長男は学校でもやっているようですが…ちょっと足りない印象です。)
これは様々な意見があると思いますが、インターでは日本の保育園や小学校のような、ものすごくオーガナイズされて、練習もたくさんする運動会のようなイベントはありません。Sports dayといった形で親も参加型でスポーツを楽しむ日として設定されたりします。親としては日本の保育園や小学校の運動会の観戦はかなり楽しみなイベントの一つだと思うので、それがないのは日本の学校生活を当たり前に経験してきた私たちにとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。
その他も、日本の教育機関の方が良い点はあると思います。
ですので、インターが絶対良い!!という話では全くなく、良い点、悪い点両方を見て頂いた上で、子どもたちにとってベストな選択肢を模索していけると良いのだと思います。
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