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習いごとの代わりにお金と時間を使っていること

私たちは自然の一部であることを伝えたい


プロフィールの通り、私たち家族は東京都港区に住んでいます。

家の周りには多くのビルやマンションが立ち並び、
家の前の道は昼夜問わずひっきりなしにタクシーが走り、
スーパーやドラッグストア、飲食店が徒歩圏内にたくさんあり、
毎日の息子の通園路からは、東京タワーが望めます。

このように、一見すると生活に必要なものは何でも揃っているような環境。

でも、こんな都会で日々子育てをしていると圧倒的に不足することがあります。

それは、
自然と対話する時間です。

想像に難くない話ですよね。

もちろん我が家の近くに公園はありますし、少し電車に乗れば、都心でも広くて緑にあふれた公園はあります。

しかし、全身で自然と一体化するような感覚になるには不十分。

そもそも私と夫の共通見解として、
「ヒトは自然から離れれば離れるほど心身ともに不健康になる。逆に言えば、自然に近づけば近づくほど、心身ともに健康になる。」という考えを持っています。

都会に住んでいると、
日々アスファルトの上を歩き、
鉄筋コンクリートのマンションに住み、
周りにはデジタル機器が溢れ、
スーパーに行けば加工済みの食材がたくさん並んでいる。
便利だけど、自然とはかけ離れた環境。

都会の素晴らしさ、便利さも十分理解しているし、私たちは今の場所に住むのも大好きだけど、

でも、

子どもたちには、
自分たちは自然の一部であり、自然に生かされているということもきちんと伝えたい。

だから、全身で自然を感じる経験もして欲しい。

そんな風に思っているので、私は息子が0歳の時から、東京に住みつつ、
頻繁に自然溢れる場所に連れて行き、土や木、野生の動物…と触れる経験を与えてきました。

生きる力って何??

子育てをしていると、
「子どもたちに生きる力を身につけさせよう」といったフレーズをよく耳にするようになりますよね。

これからの時代の生きる力とはどんなものでしょうか?

英語力?
プログラミングスキル?
マネーリテラシー?
コミュニケーション力?

最近はレジリエンスなんて言葉も流行りですね。

確かにどれも大事!!

そう、どれも大事!なのですが、
私たち夫婦はもっともっと必要な力があると思っています。

それは、
自然と対峙する力であったり、
自分の食は自分で一から用意できる力であったり。
自給自足までは難しくても、
最低限、
近くにコンビニや外食先がないと自分の食事が用意出来ない、ということにならないような力は必要不可欠と考えています。

時代が進むにつれ、私たちの周りはどんどん便利になっていきますが、
その便利さに全てを依存するような自分になってしまったら、本当の意味での生きる力はどんどん弱くなっていってしまう気がします。

ですので私たちは、
子どもたちには、
敢えてその便利さから離れ、
本来人間が持つ潜在的な生きる力を引き出すための経験をたくさんさせたいと考えています。

とにかく時間を見つけて、
全身で自然と対話する経験が出来る場に足を運ぶことを続けています。

習い事もやっているのですが、
それよりも、私たちはそんな経験にお金と時間を使うことを優先させて子育てを行っています。

都会の良さを享受しつつも、適度に田舎の素晴らしさも子育てに取り入れていく。
そんな良いとこ取りの子育てをしばらく続けていきたいなと思っています。


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