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#45 ミニマリストのロジカルファッション 再度、出口戦略を考える #0225
こんにちは。ミニマリスト、ゆりです。
今日は出口戦略について、改めてお話します。
出口戦略とは
出口戦略とは、服を購入する前に、手に入れた服をどのように手放すかを考える方法です。
あなたは服を購入する時に、最終的にどんな形でその服を手放すのかを考えたことはありますか?
ロジカルファッションでは、服を買う前に、最初に出口戦略を考えます。
というのも、購入時に出口戦略を立てておけば、手放すことが簡単になるからです。自分の手もとに来た服は、やがては手放すことになります。それを事前にどのような方法で手放すか決めておくことで、より手放すことが容易になります。
まずは買い物の前にこの出口戦略を立てることをおすすめします。
出口戦略は買い物をする前に立てること
出口戦略は買い物をする前に立てておきます。その理由は以下の通りです。
・買った服が気に入らない
・サイズやフィット感が合わない
・思ったほど似合わなかった
そんな時は潔く服を手放しましょう。この時に出口戦略を立てておくとスムーズに手放すことができます。一方で出口戦略がない場合には、様々な理由で手放すことが難しくなります。
・この服は〇〇ブランドの服だから
・値段が高かったから
・まだまだ着られると思うから
こうした理由で手放せない服は何着あるでしょうか?
現状維持バイアスという言葉があります。人は持っているものを過大評価します。時間をかけて選び、お金をかけて購入した服を簡単に手放すことはできません。ですから、買い物をする前に、出口戦略を立てていくことが有効なのです。
出口戦略 3つのポイント
それでは早速出口戦略の3つのポイントについてお話します。
ポイント① リサイクルボックスを活用する
アパレルメーカー各社には、リサイクルボックスが設置されています。そのリサイクルボックスに服を出すことで、かんたんに手放すことができます。
例えば、 H&M、ユニクロ、GU、無印良品など。こうした店舗のリサイクルボックスを利用すると、コストをかけずに服を手放すことができます。買い物をする時に、リサイクルボックスの位置を確認しておくとよいでしょう。
またこれらのメーカーは店舗数が多いため、あなたの家の近くにも店舗がある可能性が高いでしょう。服を手放そうと思ったら、最寄りの店舗に出すことができます。こうしたリサイクルボックスをぜひ活用しましょう。
ポイント② セカンドハンドショップまたはフリマアプリを利用する
ブランドものの服、ある程度値段の張る服は、セカンドハンドショップやフリマアプリを利用するといいでしょう。
値段が高かったから手放せないという服は、多少のリターンがあるのと考えると手放すハードルも下がります。
状態が良ければ買取の値段に反映されるので、購入した服が気に入らなくても長く着続ける必要はありません。早いサイクルで手放すことにつながります。
こうした中古品の買取や、フリマアプリに出品することで、多少のお金が戻ってくるというリターンも期待できます。
ポイント③ 裁断してウエスにする
上記①と②の方法に当てはまらなかった場合、自宅で利用できる方法を考えます。もともと衣類は布から作られています。それを分解することで、雑巾としてお掃除に活用しましょう。
アパレルメーカーは、製造の過程や輸送の段階でのCO2排出といった問題が懸念されています。せっかくのご縁で私たちの手もとにきた服を、地球に負荷のかからないかたちで、手放すという選択をしたいと考えます。
ロジカルファッションでは、ゴミとして焼却処分するのは最終手段です。地域の古布回収やNPOへの寄付といった方法も利用し、気持ちよく手放す方法を見つけていきたいものです。
買い物をする前に出口戦略を立てよう
買った服が手放せない理由は様々ですが、手放せない理由を作る前に、出口戦略を立てましょう。
そうすることで、家の中に着ていない服が溜まるのを防ぐことができます。大切なのは購入してからではなく、購入する前にこの出口戦略を練ること。出口戦略さえあれば、手放すことへの恐れも軽減することができます。
気に入らない服を手もとに置いておく理由はありません。
不満を手放し、新しい服との出会いを楽しみましょう。
ミニマリスト、ゆりでした。
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