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#70 ミニマリストのロジカルファッション クリーニングの頻度 #0321

3月21日、木曜日。こんにちは。ミニマリスト、ゆりです。
今日はリクエストをいただいたので、クリーニングについてのお話をします。
洋服のことでお困りごとがあれば、コメント欄にいただけると嬉しいです。


洗濯の回数を減らす

洗濯の回数はどのくらいですか?
一度着た服は、全て洗濯していますか?
人によってその回数は違うでしょう。

私は、着た服を1回で洗濯することはありません。もちろん下着類は、毎日洗濯しますが、それでも毎回洗濯をしない下着もあります。

それは何かというと、素材によって異なります。洗濯するときれいになったように感じますが、洗濯で落ちる汚れというのは油分の汚れです。物によっては洗濯機にそのまま入れて洗ってしまうより、部分的に手洗いした方がいいものもあります。

例えば、襟の部分は皮脂汚れがつきやすいので、その部分だけ洗剤をつけて手洗いする。部分洗いをして、なるべく洗濯の回数を減らします。こうした工夫が衣類の持ちを良くしたり、摩耗を回避できます。

衣服をすぐに洗濯してしまう人は、一度洗濯をしないということを考えてみましょう。

服の素材を調べる

天然素材のものは、干しておくだけで洗濯する必要のないものもあります。
例えば、ウールやカシミヤといった天然素材のものは、洗濯をするよりも風通しの良い場所に、1日干しておくことで十分です。

特にカシミヤは、シーズンの終わりにクリーニングに出すか、汚れがひどくない場合は、ブラッシングして風通しのいいところに置いておけば、クリーニングに出さなくてもいい場合もあります。

他にも脱臭効果の高い天然繊維や、デリケートな素材のものは洗濯の回数を減らした方がいい場合もあります。基本的には、着た服はハンガーにかけておき、翌日1日部屋干ししてからクローゼットにしまうことで、洗濯の回数を減らせます。

また冬の素材ではありますが、アルパカは暖かく着心地が良いだけでなく、消臭効果もある素材です。こうしたデリケートな素材は洗濯すると繊維がよれて、ほつれます。そのためクリーニングの回数を減らし、ブラッシングや1日干しておくことで、生地の痛みを防ぐことができます。

洗濯しない方向を考える

洗濯の習慣は、意識せずに身についています。育った環境によって、異なります。

例えばお皿を洗う時、ご飯とお味噌汁のお椀は洗剤を使いますか?
私は洗剤は使いません。洗剤を使わずに、お湯で洗い流せば十分に汚れは落ちます。このように油汚れでないものは、洗剤を使う必要はないのです。

服も同様です。皮脂汚れが目立つものには、部分的に洗えばいいのです。むしろ下着以外は毎日洗わないという方法を取ることで、手入れも簡単になります。洗濯の回数を減らすと、生地の劣化を防ぐことができます。

慣れない方は、洗濯の頻度を減らすことから始めましょう。
気になる匂いには、リネンスプレーをかけておくなどの工夫で、基本的にはお手入れは十分です。

洗濯の回数を減らして、お手入れを簡単にしよう

洗濯の回数が減るほど、生地の劣化を防ぐことができます。ぜひクリーニングの回数を見直してみましょう。何も考えずに洗濯機に入れてゴシゴシ洗うというのを避けると、布の状態を美しく保つことができます。

先日、靴のお手入れの話をしましたが、服を毎日洗濯しているのに、靴に関してはメンテナンスしていないという方もいるのではないでしょうか。

生地を傷めず、摩耗を防ぐため、洗濯は減らす。
一方でメンテナンスするべき部分には手間をかける。
そんなイメージで、取り組んでみましょう。

あなたの服が美しい状態を保てますように。

ミニマリスト、ゆりでした。


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