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友人の言葉に泣く

気づけば初投稿から1ヶ月ほど経ってしまいました。
まだ4月なのに、かなり暑くなってきましたね。私は夏生まれで、夏が好きなので毎日日光浴なんかをしながらいい気分で過ごしています(平日はオフィスに缶詰めですが・・。)

みんなに知ってほしい

実はnoteに初投稿をしたあたりの時期に、SNSを通じて友人・知人に向けて病気であることが分かったことをシェアしていました。
なぜSNSなのか・・それは、私が診断を受けた直後でメンタルが不安定だったから。一人一人に説明していたら、何度も自分の口からそれを話すことによって、より辛い気持ちになってしまうと思ったからです。なので、一気に大勢の人の目に止まる方法で私の置かれた状況を簡単に説明しました。治療法のない筋肉の疾患で、手足から弱っていき、やがて寝たきりの生活になってしまうだろうと。そして(今は気持ちの整理がついていないので)何かと誘いを断ってしまうかもしれないと。

以前のような付き合いができなくなってしまうかもしれないことを、早い段階でみんなに知って欲しかったんです。

友人たちの反応

結果的に、この話をSNSに公開したことは正解だったのではないかと思っています。

たとえば、

  • 自分から病気について話を持ち出すハードルが下がる(むしろ相手から先に話を出してくれることも)

  • 久しぶりに会った人に「歩き方おかしいけどどうしたの?」などと心を抉られる質問をされないですむ(こういう悪気のない質問によってダメージを食らうことはしばしばある)

などといったいい点がありました。

その投稿では病名も添えていたのですが、わざわざ自分で調べてくれた人も何人かいました。(自分から語る気力があまりなく、正直調べてくれる人がいることを望んでいたのでめちゃくちゃありがたかった・・。)

気遣いのメッセージをくれた人もいました。その中の一人の言葉には思わず涙を流してしまいました。それは小学生の頃からの友人であり、私の家族のことも知っている子からのメッセージでした。
そのメッセージでは、私のことを気遣いつつも、私の家族のことも気遣ってくれていました。家族には申し訳ない、と私が返すと、私が幸せでいれれば家族は嬉しいと思う、と返事をくれました。
私や家族のことを10年以上知ってくれている子からのメッセージに涙したのと同時に、少し前を向けた気がしました。あんまりくよくよ考えて暗くなっていないで、もっと自分が楽しいと思うこと・やりたいと思うこと・今できることをやっていこうと思えました。

一歩踏み出す

先日、このメッセージをくれた子とご飯に行ってきました。

それまで1ヶ月ほど人と会うのを控えていましたが、どんどん会おうという気持ちになりました。暖かく外を歩くのが気持ち良い季節にもなってきたので、心配してくれている他の友人たちにも会っていこうと思います。

そしてこうやって力をくれた友人のように、私も人の力を与えたいなと思うのでした。

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