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慶應出身の私がおすすめする幼少期の過ごし方

1. 小さいころから勉強しないといけないか?

保育園や幼稚園に入るとママ友、もしくはお友達同士での話題にのぼるものの一つに「習いごと」があるかと思います。
早い方だと日本にいながらも英語をはじめとした語学やバイオリンなどを習うお子さまもいらっしゃるでしょう。
こちらも前回のお受験の記事同様に賛否のある話題ですが、私が大切だと思うポイントは以下と考えております。

①生きていく上で知らないと不便かどうか?
②子どもが活き活きできるものかどうか?

周りのお友達がやっているから、という理由で必ずしも同じことをしなくて良いというのが私の考えです。

2. 私が3歳で取り組んでいたこと

私は幼稚園に入るまでやんちゃな暴れん坊娘でしたので、習いごとはしていなかったのですが、「水に入ったときに溺れないために水泳」「音楽は日常的に触れるため音感をとピアノ」と始めていた記憶です。
正直なところ両方とも好きではなかったのですが、両方とも幼稚園生になるとともにすぐに役立つもので「教室の先生が言ってたな」と幼いながらも理解がスムーズだったので困ることがなかったのです。結論両親には感謝しなければと思っております。

また、鮮明に記憶に残っているのは文字を見たり書いたりするのが大好きだったこと。当時の実家には絵本がわりと沢山あり、それをよく自分の膝の上に広げてパラパラとめくっていました。両親にもお気に入りの本は何度も読んでもらい、だんだんと文字を分かるようになっていきました。
外国の方にとっても「ひらがな」はよく可愛いと言われますが、私も好きでマーカーであちこちに書きまくって練習していたのを覚えています。
おかげで言葉や文字を通しての学習は捗ったものです。
やはり好きなものを得意なものにしていく、伸ばしてあげる、というのは大人になってた今でも理想の形だと考えています。

何より勉強=強制的にやらされるもの、というイメージを子どもに植えつけてしまうのが一番もったいないです。例えばゲームを夢中になってやるように、学ぶことが面白ければ必ず勝手にやるようになるため、まずは何でも「面白い!」という気づきを事あるごとに与えてあげるというのが最も大切なことと考えます。

3.幼少期の理想の過ごし方とは?

幼少期は脳の発育はもちろん、身体の発育にも大きな影響を与える時期です。勉強や習いごとばかりで無理をして体調を崩してしまうようでは子どもが可哀そうです。
学童期に入ると義務教育が始まり、日本国民であれば誰もが勉強を義務付けられますので、それまでは健やかに伸び伸びと過ごすことが何よりです。
私自身は以下のようなスケジュールで毎日を過ごしていました。

7:00~  起床。朝ごはんをたくさん食べる
8:00 ~    幼稚園。活発に外で遊び、お友達を沢山作る
14:00~   帰宅。おやつを食べながら今日のできごとを親に話す
17:00~   ピアノの練習など習いごと
18:00~   夕ごはんやお風呂
19:00~   好きなアニメをテレビで見る
20:00~   就寝。寝る子は育つ

どちらかと言えば、伸び伸びと過ごしていたように思います。
でも、毎日のできごとを親に報告するお友達と情報交換をするなどは新しい考えやアドバイスを得るチャンスですので積極的に行ってもいました。
そうして自分の中の好奇心を育て、行動に移す習慣がついたものと振り返っています。

また身体の発育についても牛乳をよく飲み、睡眠時間が長かったからか背の順では大体クラスで一番後ろか2番目に後ろの背の高さでした。この傾向は中高になっても続きました。(今も平均よりは背が高い方です)
幼少期のパフォーマンスは身体の発育とある程度比例することも多いため、リレーの選手などを目指している方は健康的な生活をしっかりするようにしてみると良いはずです。私も走るのは速く、リレーの選手を経験しています。

幼少期の自己肯定感は成長しても続いていきます。
子どもが自分に自信を持ち、まっすぐ前に進むためにも、私がしてもらったように大きな愛情が全てのお子さんに注がれることを心から願っております。
愛情はあらゆるものへのパワーとモチベーションになります。これは間違いありません。


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