見出し画像

寝る子

良ちゃんは寝るのが苦手です。
一晩中泣き続けるのはザラで、僕も妻も苦労しました。
寝不足のせいで、日中不機嫌になってパニックを起こしたりと悪循環。
これはどうにかせんといかん、と病院で薬を処方してもらうことにしました。

薬を処方してもらうことについては、はじめ、かなり悩みました。子供に薬、というだけでどうもネガティブなイメージが僕の中で先入観としてあって。(妻はそのへんは進歩的で寝られるようになるなら積極的に使うべきだ、と考えていました)
ただ、色々な方のブログやツイート、小児科の先生と話したりして、考えを改めました。
妻の、一番しんどいのは他ならぬ良ちゃんだ、というひとことが効きました。

さて、処方されたはいいが、これを良ちゃんにどう飲ませるか。
この頃の良ちゃんは偏食が極まっており、納豆ご飯とポテチ以外は口にしません。
ただ、飲み物に関してはヤクルトやリンゴジュースなどを飲んでいたので、それらに混ぜてみることにしました。(リンゴジュースのパックの端を切って、そこから薬を入れて、ストローで飲ませてやると上手くいきました)

最初に処方されたのはロゼレムという薬でした。これをリスパダールと一緒に、寝る前に服用します。
結果からいえば、これが効果覿面で以前に比べて本当によく眠れるようになりました。
もっとはやく処方して貰えばよかったなあ、と妻と話したりして。

その後は寝るコツを掴んだのか、たまに、薬なしで朝までグッスリといったこともできるようにもなりました。
そしてキチンと睡眠を取っているので、日中笑顔が増えました。これだけで薬を導入した甲斐があるというものです。

現在は、メラトベルという薬を処方してもらっています。

今もし、発達障害のお子様の睡眠障害で悩まれている親御さん達がいるなら、薬に頼るのも、一つの選択肢として持ってみてもいいのかな、と思います。
合わないな、と思えば、やめてしまえばいい事です。
少なくとも、良ちゃんは穏やかに過ごせるようになったので、ご参考になれば。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?