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本気出して考えるのは難しいけど突き詰めて考えたい
注: この記事はポルノグラフィティ 19thライヴサーキット"PG wasn't built in a day"のネタバレを含みます。
修学旅行のようなルートで平和記念公園をうろついてみた。
関心があるとはいえ、別に平和について考えようと思って来たわけではない。立派なレポートを書くために平和記念資料館をじっくり見て回ったわけでもない。最近はパレスチナのためにデモに参加する人が周囲に複数いるが、私はこれと言ったことはしていない。
言葉にできない感情を代弁してもらうために聞く音楽は多い。だが、今回はいつもとは違う感情だったと思う。
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キレイ事じゃないんだよね世の中
この時は本当に赤い空が迫ってきた(照明)。
音楽なんてそんなもんか
ミサイルが飛んでくる 海を越えやってくる
こんな未来 聞いてなかった
実際にミサイルが発射された時に作られた曲だ。
──みんながピースサインを掲げることが武器になるという強いメッセージは、今だからこそよりリアルに響くところはありますよね。
ポップソングに持っていくためにそういう落ちにしたところはありますけど、まあでもそれは僕のリアルな気持ちですよね、本当に。
『BUTTERFLY EFFECT』が生まれた理由」 より
ここは誰が望んだ世界か?
綺麗事が綺麗事となぜか揶揄される現実
おとぎの国に龍宮を見たいわけではなくって
万の言葉の距離を超えて行け
この地上を語る綺麗事
世界がどんなに変わっても 平和を祈る想いだけは
百年先に生まれる子らと 同じでありますように
会場の全員の平和を祈る想いが頂点に達したと思った。音楽とは大したものだ。
「失われた何十年」の中でもいいことはあった。
明日はいい日になるとか、ここじゃないどこかとか、それだけじゃなくて、今日にも、ここにも、いいことはあるはず
かなりのうろ覚えだが、雰囲気は大体こんな感じだったと思う。
からの、
たとえわずかな一歩でも 進むことだと
光の国では言うだろう
それさえできない夜はここにおいで
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以上4曲の流れは演出もMCも全部ずるい。
もちろん全体を通じて間違いなく最高の時間だった。最初からかなり声出して、「解放区」の次の「空想科学少年」ではそれでも悲観的にはなるよねぇと思い、「ハネウマライダー」でタオル回せて嬉しかったし、ちゃんと(?)アホになった。
それからラテン調でアコースティックは大優勝で、「ジョバイロ」の色香にはやられるし、アンコールで「アゲハ蝶」なんて誰が予想できたか。
一曲一曲感想を書いたらキリがない。
ずるいのは感想を「ずるい」で片づけようとする私だが、カッコいい、楽しい、感動、最高とか以上に、ストーリー性があるというか、外から内から全身に響いた。
考えて抜いて書かれた絶妙な距離感の歌詞と、まっすぐ響いてくる歌声の組み合わせが、改めて大好きだと思った。
カープの話ばかりするのもをかし。
因島聖地巡礼計画③
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