2021年前期デザイン研Q室のご紹介
1月からいよいよ始まった、デザイン研Q室！！
研Q生のこれまでの歩みをまとめていきます。
デザイン研Q室とは❓
デザイン研Q室は「未来のデザイナーを育てたい」わけではありません。
デザインをする過程で起きるリアルなやりとりを、言葉やヴィジュアルにしてコミュニケーションできる、いわゆる「未来の姿をデザインする思考家」を育てていく講座を行っています。
菓笑 堀江製菓 × リリーアカデミックラボ
今期、デザイン研Q生がパッケージデザインを手掛けるのは、
茨城県の茨城町で和菓子店を営む、「菓笑 堀江製菓」の新商品！！
商品名は・・・・！！！・・・のちほど。
和菓子屋さんってどんな仕事？和菓子ってなに？
実際に和菓子づくりで使用している道具を持って話す、堀江製菓 店主の堀江誠さん。
堀江さんが日頃大切にしている「相手への感謝の気持ち」そして「食材や道具へのこだわり」や、食事は体の栄養で「和菓子は心の栄養」という言葉が印象的でした。
堀江さんが考えていた新商品は「茨城町素材を使ったどら焼き」です。
お話の最後で「パッケージをつくってください」とお願いされて、研Q生の意欲🔥は高まっていました。
翌週、もっと和菓子への理解を深めるための研Q授業(復習)を行いました✐
研Q生たちは堀江製菓さんの大切にしている言葉をしっかりと覚えていました。
作り手のこだわりや和菓子の本質に心を寄せるということは、パッケージ作りにおいてとても大切なことです。
自宅でパッケージアイディアを研Qノートへ書いてきたり、すでに一生懸命考えている研Q生たち。新しい情報や知識を吸収して、繰り返し考えてみること、それがデザイン思考で大切なステップです👣
和菓子屋さんのお仕事を体験
出来上がった梅や菜の花を表現した和菓子を誇らしげに持ち帰っていきました。家族で美味しく食べられたかな？どんな味がしたかな？
どんな気持ちになったかな？
その感動した気持ちを言葉にして、デザインワークを行いました。
おいしさはなにでできている？
味、色や形、季節、家族の笑顔など・・・
「おいしさ」には、食べた自分自身が五感から感じ取ったことのほかに、自分以外の人の表情から感じたこと、すべてがおいしさの要素となります。
感想をもとに、和菓子のおいしさを伝えるキャッチコピーを作りました。
キャッチコピーを作るうえで大切なことは、伝えたい「相手」を心に思い浮かべて、文章をつくること。
これは、パッケージをつくるときにもきっとつかえるよ！研Q生！
観察から見えてくる「メッセージ」
言葉で伝えるワークとは反対に、今度は身近にある商品パッケージを観察し「おいしさ」をみつけるワークを行いました。
パッケージは研Q生それぞれ、商品パッケージを3つ程度持ち寄りました。
講義の導入にて佐藤所長から「商品に使われている色には赤が多い」と教わりました。
いざ、観察タイム！！
研Ｑ生のかばんには所長の教え通り・・・
赤いお菓子のパッケージがたっぷり入っていました🍫
パッケージの特長がつかめたら、みんなへ発表します。
「抹茶と桜の色が春っぽい」「ゴールドの色が高級そう」
自分の持ってきた中で一番紹介したいパッケージの特長を、さらに深堀りしていきました。
買った場所、誰が買ったのか、どんな色が使われているか、どこが目立つ特長か、どこがよいと感じているか。
売れるデザインには、パッケージのなかに伝えたいメッセージ「どんな商品か」「誰に向けて売っているか」「おいしいかどうか」が記されていることがよくわかりました。
↑ とても身近なあのお菓子のパッケージ誕生秘話！
授業では紹介していないけど、研Q生はもうチェックしているかな？
視点を変える発想ワーク
すでに盛りだくさんの授業コンテンツですが・・・
この他にも！研Q生はこんな授業を行っています。
自分のマークをつくろう【シンボルマークデザイン】
「色は3色」「イニシャル」「すきなもの・こと」の3つを表現しました。
出来上がったマークは座席表や掲示用アイテムとして大活躍しています！
2コマまんがをつくろう【ストーリーデザイン】
1月の初回講座にて「お正月」をテーマに、2コマまんがを作り、同時にストーリーを補完するための文章も書きました。
実際に研Q生が描いた「黒豆のネックレス」が印象的でした。
みなさんは、このタイトルからどんなストーリーを想像しますか？
是非、体験や見学にいらしてください！
研Q生の作品とともに、詳しくお話できたらと思います。
体験会では上記２つのプログラムから１つ選んで体験していただけます。
※今回、シンボルデザインは"家族のマーク”を作ります。
後期（7月～12月）デザイン研Q室 開講にむけて！！
※研Q生の募集は6月からを予定しています。
まずは4月~6月に行っている、無料体験へお越しください。
リリーアカデミックラボは
考えたり、調べたりするインプットの学習だけでなく、モノをつくったり、書いたり、発表するなどアウトプットに力を入れた体験型学習塾です。
研Q員（プロのデザイナー）と研Q生（子どもたち）同士が共に、課題を見つけ、その解決方法を考え実行していきます。
知りたい！学びたい！伝えたい！
デザイン思考を通じて 主体性を身につけます！
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