見出し画像

聞き役の憧れ、「話上手」

私は、会話を盛り上げられる人や、面白い話や深い話で人の心を掴める人が、心底羨ましい。

文章はまだ良い(上手いかは別として)。相手に届ける前に考える時間があるから、自分の返事に確信が持てる。
また、苦手なりに聞き役に徹すると、その場を凌ぐことが出来ることも覚えた。これにより、成人済みとしての基本的なコミュニケーションは出来るようになり、中学時代酷かったコミュ障自体は脱せたと思う。

コミュニケーション能力に随分と安心していた私は、ふと気づいてしまった。
私と相手が話していると、なんだか盛り上がらない気がする。聞き役に徹して、相手が言ったことに共感していると、相手のことをたくさん知れて、私は嬉しい。また、相手も相手自身のことを嬉しそうに語ってくれている印象を受ける。
でも、その落ち着いた会話に限度が来て、結果的に「最近の仕事の様子」だとか、「ハマってるゲーム」だとか、浅い話ばかりに時間を費やしてしまい、相手も自分も次第にテンションが落ち着いてしまう。

このような落ち着いた会話も私は好きだ。でも、長時間落ち着いていると、脳が「この人との会話は盛り上がらない→なんだか疲れてきたかも」と失礼な錯覚を起こしてくる感覚がある。自分がそうなら、相手も尚更そうなんだろうな。

もっと深い話がしたい。というより、大事な友達や家族との会話の中で、もっと心と心の距離を深めていきたい。

会話の盛り上げ能力の必要性は、自分の更なる壁になった。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
話上手な親友を考察してみる

話上手で盛り上げ上手、さらに気配りも出来る素敵な大親友Nちゃんの事を、私は尊敬している。

Nちゃんと話してると、本当におかしくてお腹から笑うことも多く、とにかく「楽しい時間を過ごせた」と感じることが出来る。

「話上手」に興味を持った(持たざるを得なかった)私は、そんな親友Nちゃんの話し方に、フォーカスを置いてみることにした。

結論から話すと、
・自分の日常で起きた印象的だった事を、たくさん覚えている
・自分の日常で起きた事を、面白い言い方や言い回しで、人に伝えられる
・1つの話の方向性やオチが明確
・人が話した事を、瞬時に頭の中で噛み砕いて、自分の言葉にして理解して話せる

この辺りがNちゃんの魅力的な話し方の特徴であり、同時に「話上手」の特徴にも繋がるのではないかと考察した。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
・「私の良いとこ最大限」な会話術を身につけたい

自分に足りなくてそして目指して行けそうな特徴は、「自分の日常で起きた印象的だったことを、たくさん覚えている」と、「1つの話の方向性やオチが明確」の2つだと考えた。
とりあえず私は特に前者の特徴を、これから頑張っていこうと思う。

その他2つの特徴は、Nちゃんの才能の部分が強いのではと思い、今はまだ目指せないと判断した。
聞き役の方が心地が良い私にとって、話上手を目指すのは、そもそも自分と違う人を無理矢理目指すことにも繋がり、最悪ストレスとなる行為だ。

また、聞き役に徹した時に、相手が嬉しそうに話している姿を見るのも好きだ。(思い上がりかもしれないけど)

つまり、聞き役が心地よい自分を潰したいわけではない。でも、レベルアップしたい。

だから、これからは自分の一日をもっと濃くできるように、そしてたくさんの出来事を記憶出来るように、その都度メモに書いたり、日記を怠らないようになど、とにかくアウトプットをして行きたい。
また、脳の記憶の引き出しがキャパオーバーにならないように、SNSを流し見する時間を減らして、余計なインプットをしないようにしたい。

アウトプットのために、自分のレベルアップのために、noteもまた書いていきたいな。

自分が好きな自分でいれるように頑張る。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?