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イギリス旅行Day2/ファッションの美しい根源

2.14

時差ボケで一睡も出来ず2日目だったけど、
ルームメイトがことみちゃんで良かった。

彼女もまた私と同じように眠れずにいたから。こういう時、1人じゃないのは大分心強い。

今日はイーストロンドン、古着やVintage Shopで溢れかえるエリアへ。

想像していた何倍も素敵な場所だった。

地下に広がる大きなVintage Marketへ足を踏み入れると、異世界が広がっていた。

自分たちと同世代の若い人達が世界観をまとったファッションをしながら、楽しそうに服を並べたりアイロンを掛けたり、おしゃべりをしている。

日本だと、あの服はあーだこーだと言われそうなファッションも気にする事無く、堂々と身につけている。

勿論彼らにぴったりとはまっているし、
その姿勢に惚れ惚れとする。

好きな物を追求しているのよ、私!という気持ちが見て分かるのだ。

何て素敵なんだろう...私が洋服に価値を見いだしたルーツは、この理想を求めたからだったとハッとした。


年代が違う物があるし、どこから流れきたのか分からない物もあって古着屋の空間はとても不思議だ。

ファッションの歴史を辿ってみると、当時トレンドだったフォルムやカラーが、当然だが洋服に反映している。

当時の時代背景を知り、それと生みだされた物を比較し、当時の文化に想いを馳せることが出来たら、もっとファッションというものを楽しめるのだろうな。

私のやるべき事、いや私が学びたい事がまた1つ増えた。

初日のレストランの件で、謎の自信がついた私は、お酒落な店員さん達に、Could i take a photo of you?と言いまくり、パシャパシャ写真を撮った。

日本に帰ったら、この写真を定期的に眺め、感じた気持ちを思い出せるように。


店員さん達はフレンドリーな人達ばかりで、from Japan!から会話も弾んだし、買ってもいないのにHappy Valentine!とクッキーをもらったり。

その場をよりHappyなものにしようよ、というポジティブなスタンスが終始心地良かった。

彼らだけでなく、色鮮やかな洋服やジュエリーが次々と視界に飛び込んできて、脳内も何とか処理しようと必死だ。


脳内ぐるぐる大忙しだなぁ、ともう1人の自分が呆れた顔で笑った気がする。

でも、こんなに頭の中が忙しい事なんて滅多に悪いから、それはそれで嬉しくて仕方が無いから気にしない。


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