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二十四節気をさりげなく日常に取り入れる。
カレンダーで見る季節ではなく、自然の小さな変化、肌で感じる陽射しや空気の温度から季節を感じる生活は、わたしがイメージする「丁寧な暮らし」そのもの。
穏やかでゆったりとした時間の流れが感じられ、わたしもこんな暮らしがしたいと憧れます。

暮らしに二十四節気を取り入れる


4.5年前までは二十四節気七十ニ候という言葉も知らず、旧暦に触れるのは、ニュースで「暦の上では○○」という言葉と共に流れる、季節の行事や風習の映像を見た時くらい。

そんなわたしが暦に興味を持つようになったのは、Instagramやブログで見かける暦を取り入れた暮らしの投稿と、書店で見つけた「二十四節気に合わせ心と体を美しく整える」という旧暦に合わせた東洋医学の養生を教えてくれる本でした。

二十四節気をひとつずつ見ていくと、旧暦を使っていた時代の人々は、今よりずっと自然を近くに感じ、自然と共に生活していたことがよく分かります。 今は夏は涼しく、冬は暖かく暮らせるし、旬に関係なく手に入れられる食材も多い。便利で快適だけれど、”季節を味わう”という感覚や楽しみは昔より少なくなっているように思います。

二十四節気七十二候の暮らしカレンダー


3年前から使っている
天然生活の付録カレンダー


わたしが使っている手帳には二十四節気の表示があります。けれどそこに名前があるだけで、どのような季節かは載っていません。ネットで検索すればすぐに分かることですが、忙しくしていると調べることもしなくなる。そこで3年前から『二十四節気七十二候の暮らしカレンダー』を使いはじめました。
こちらは天然生活という雑誌の付録。旧暦の解説、季節の行事や雑節のコラムが載っている読み物のようなカレンダー。(月齢もイラストで掲載されています) これをキッチンの食器棚に掛けて、レンジ待ちや煮込みの合間に読んでいます。

Photo by Johannes Plenio on Unsplash


立春を過ぎたと言ってもまだ寒く、きのうも一昨日も風が強い底冷えのする一日でした。 コロナ渦でいつも以上に体調にも気を使う毎日、春を元気に迎えられるように食事と運動で身体を整えます。

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