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夏の胃腸疲れのリセットごはん。お粥のすすめ。

・食欲がない時
・食べ過ぎた時
・お腹が空かない時
・食後に胃もたれする時
・胃腸の調子が悪い時

頼りになるリセットごはん『お粥』

食べすぎで胃が重い時、食欲がない時や季節の変わり目(土用)に胃腸の働きを整えたい時にお粥を食べるようにしています。
(お腹がすいていない時、胃の調子が悪い時は一食抜くことも)

お粥を食べる日といえば、人日の節句の七草粥、小正月のあずき粥、あとは風邪をひいて寝込んだ時くらいで、日常的に食べているという人は少ないかもしれません。

そういう私も、お粥をよく食べるようになったのはここ2~3年くらい。
薬膳を学ぶ中で『脾胃(消化吸収を担う場所)』の働きの重要性を知ってから、胃腸にやさしいお粥やスープを積極的にとるようになりました。


脾胃は元気の要


どれだけ身体に良いものを食べていても、胃腸の働きが低下しているとしっかり消化できず、栄養は身体の中を通過して出ていくだけ。

元気のため、健康のため、美容のために何を食べるかは大事だけど、その前に『胃腸が元気に働くために何を食べるか』はもっと大事。
病気や不調がある時ならなおのこと、回復のために必要なエネルギーや栄養、薬の成分を身体に摂りこむために胃腸の元気は欠かせません。

夏は脾胃が弱りやすい


湿度が高い梅雨~夏は胃腸がが弱りやすい季節。
さらに、暑くなると欲しくなる冷たい食べ物、飲み物も、摂りすぎると胃腸を冷やし、働きを弱め『胃腸バテ』から『夏バテ』へ不調のスパイラルにハマってしまいます。

米には胃腸の調子を整え気力を補う「健胃補気」という働きがあります。
お粥にすることで消化しやすくなり、冷飲冷食やエアコンなどで冷えたお腹も温めてくれ、暑い時期の胃腸リセットにピッタリ!


お粥のすすめ


よく作るのは白粥、ほうじ茶粥。
白ご飯感覚て食べられる味付けなしのお粥が好き。
他にも体調や季節に合わせて、あずき粥、緑豆粥、はと麦粥、なつめ粥、蓮の実粥を作ります。

作る時間がないけど、お粥食べたい時はレトルトの「味の素kk 白がゆ」や「小豆がゆ」を食べることも。

原材料がシンプルで添加物も不使用。温めなくても食べられ、災害時の保存食と兼用でストックしています。


今週のリセットお粥


この日は白粥に自家製じゃこと大葉のふりかけと梅干しをトッピング。梅干しの甘酸っぱさと大葉の爽やかな香り、胡麻とじゃこの香ばしさがよく合う。お腹リセットで食べてるのにおかわりしたくなる(笑)

最近、私の胃腸も疲れぎみ。
冷たいもの、脂っこいもの、辛いものを控えて、お腹にやさしいごはんで調子を整えています。

Yuri


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