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営業こそクリエイティブ職 | 有田伊織

はじめまして。liloの新しいメンバーとして加わりました有田伊織です。

この記事では新しいメンバーである私の事を知って頂き、そして私の今までの経験から皆様に何か気づきがあればと思い書き記しました。

最後まで目を通して頂ければ幸いです。

liloに入社するまで

私は元ジャイアンツの桑田真澄や歌手の清水翔太が生まれ育った大阪府の八尾市出身で、幼少期と小学校はそこで育ちました。

私の家族がバドミントン一家という事もあり、中学校からバドミントンを初め、高校はオリンピック選手を輩出している強豪校に進学したので、学生時代はバドミントン一筋の生活を送っていました。

ですので、あまり将来の事は考えずスポーツに打ち込んできたので、何となく大学に入学し、色んなサークルに参加したり、毎週のように呑みに行ったりするような学生生活を送っていました。ただ、好奇心旺盛だったので色んなバイトを経験したり、イベントサークルを立ち上げて活動してみたり、更生活動を行っているボランティアに入ったり、まずやってみる事で自分はどのような人間かを考えていました。

その大学生活の中でも、自分の人生を変えた経験はカナダの留学経験だったなと思います。留学経験では未知の地で自分のコミュニティを広げていくのが楽しく、世界で活躍する何者かになりたいという気持ちが芽生え、それが「道具へのカンシャ」を世界に広げるというliloのミッションの大きさに私が共感した事に繋がっているのだと思います。

そして、大学卒業した後は世界で戦うにはビジネスマンとしていち早く成長する事、そして営業力が必要だと感じた為、人材派遣会社に入社しました。
その会社では、企業リストを1から作成したり、採用活動をしたり、責任者として自エリアの数字管理等、貴重な経験をしました。そして、社会人として働いている中、バドミントン時代の戦友であった堀と再会するきっかけがあり、liloの事を知りました。

最初はliloを応援する立場でしたが、別日にliloのイベントに参加した後、3人のメンバーと話して「道具へのカンシャ」という価値観にすごく共感し、この価値観を世界に広めたいという想いから前職を辞めliloのメンバーとして伝えるという役割で活動していく決意をしました。

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いやぁ、村田選手に続きイケメンの加入ですね。by 堀

営業を通して学んだ「目標達成の大切さ」

突然ですが、営業職に対してどのようなイメージを持たれていますか?


「ノルマがあって大変そう」とか「人と触れ合うのが楽しい」とか色んなイメージがあると思います。私は、デザイン職やアーティストに負けじと、営業職はクリエイティブな職業だと、前職を通してそう感じました。なぜなら、営業職は「会社の理想」を創り出す仕事だからです。

liloのメンバーになる前は人材派遣会社で営業をしていました。人材業界は他社競合が多く、顧客の業績によって解約もあるので営業が非常に重要な役割を担っていました。

入社当初はお客様からひたすら断られるテレアポを数こなす事がしんどかった経験や契約してすぐに解約があって凹んだ経験等もありながら、営業の目標達成の大切さに気づきました。

どの営業にも契約数字のノルマがついてくると思います。

営業がノルマという目標数字に達成するという事はすなわち、会社としての利益目標に達成するという事であり、それは会社として事業拡大、新規事業をするといった会社として理想の状態を作る事が出来ます。

目標を達成する事は一筋縄ではいかず、考え抜き、成果として出していく事は難しい事で、そこにクリエイティビティが必要だと考えております。

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前職時代の私です。ザ・営業マンという感じでしたね。

私は前職の営業を通して、目標達成の大切さとその3つの要素に気付きました。

目標達成に大切な3つの要素とは、①目標を必ず達成させるという意識②定量化された目標に対してPDCAを繰り返す事。③行動数字管理です。

まず、①についてですが、目標を達成出来ない原因はまず自分の目標に対する本気度が足りていない事に気付きました。

私自身、営業成績が良かった月の翌月にあまり思うように成績が上がらない時がありました。それは達成した月の満足感から翌月は達成出来なくても良いかなといった考えがある事に気付き、それから目標達成する為の思考が止まり戦略立てた行動が出来ていなかった事に気付きました。

つまり、目標に本気で達成したいという気持ちから、自分がそれに向けて考えることができ、初めて正しい戦略を立てる事が出来ると考えています。

また付随して本気になる為に大切だと思っている事が「魅力的なゴール」です。人は目標達成に対して魅力的な報酬がないと本気になりづらいと思っております。

なので、数値的な目標達成だけでは達成した時の自分に対しての報酬やプラスのイメージが湧きづらく、イメージが湧きやすい魅力的なゴールが必要だと思っています。例えば、私が実践していたのは自分の営業チームに今月達成したら全員を焼肉に連れていくというゴールを設定し、チームにとってイメージが湧きやすい美味しい物を食べれるという魅力的なゴールを設定していました。

②に関しては、まず目標を定量的な目標に落とし込み、その目標を細分化した上で日々改善を行なう事によって、目標達成の為の成功パターンを積んでいく事が大事だと思っています。

まず、定性的な目標から定量的な目標に直す理由としては、定性的な目標だと日々の改善等イメージが湧きにくく大きな目標に対しての細分化がしにくいからです。

ダイエットの例でいうと痩せたいという目標があって、定性的な目標(例:来年の夏までに痩せる)だと自分が何キロの体重になれば痩せるに値するのか分かりにくいですよね‥
なので、まずは定量的な目標(例:来年の夏までに65kgになる)にする事でその数値に対して、じゃあ冬までには何キロ痩せようとか大きな目標に達成するに当たって細分化した目標が設定しやすくなります。

次にPDCAを回して行くことに関してですが、目標に対しての成果から課題や長所を分析し、改善方法を考えて行動を繰り返していく事でどんどん目標達成をする為のノウハウや成功パターンが積み重なっていきます。

そして、その成功パターンやノウハウを活かし小さな目標を確実に達成できる力が身に付く事によって、大きな目標を達成させて行くことが出来ると考えております。

まとめると、定量的な目標に対して、達成の為に施策や必要な行動を考える(P)、実際に行動してみる(D)、目標とのギャップから課題を見つけ原因を分析(C)、改善を加えたり良い所を伸ばす(A)事を繰り返す事によって、自分の成功パターンが蓄積されどんどん目標達成に近づいていくと考えています。

③に関して、目標数字だけでなく、1日単位の行動数を管理する事によって得られるメリットが2点あると考えております。

1点目は自分がその日1日どう過ごしたかを後から振り返れる事です。

私もただガムシャラに行動している時がありましたが、月毎の成果に波がありました。その原因としては目標から普段どのぐらい行動すべきかと言った逆算が出来ていなく、行動数での波がある事に気付きました。

行動数はその日毎のモチベーションによって変わるので、行動数字で示し全く行動出来ていなかった日を無くして行くようにする事が重要だと思っております。

2点目は行動数字を管理する事によって課題や長所が見つかりやすいからです。

目標達成出来ていない原因が普段の行動数が原因だったりする事も多いですし、何より行動数を管理して、行動数を増やす事で経験値が増えます。

そこで、自分の施策に沿った行動から課題点や長所等の気づきも増えるので、PDCAが回しやすくなります。

前職で学んだこの3つの大切な事は、今後のliloの活動でも活かしていきたいと思っています。

私の「道具へのカンシャ」

先程は前職の経験での気づきをお話ししましたが、実は周りの営業に比べなかなか営業成績が上がらなかった自分に物凄いストレスを抱え、劣等感を感じあまり生きることが楽しく無い時期があり、そんな時にliloの哲学である「道具へのカンシャ」を感じる出来事がありました。

日々、営業として仕事に励んでいる中、悩み疲れていた時、休日に実家に帰った時の事です。

久しぶりに家族と日常のゆったりとした時間を過ごし、夕方には「今日の晩ご飯何にする?」とレシピを考え話し合いながら母親とスーパーに行き、帰って一緒に夕飯の支度をしました。

母親に料理の順序や包丁の使い方を教わりながら夕飯を作り、家族で食卓を囲みながら夕飯を食べている時に「あんたが作ったこれめっちゃ美味しいな。」とか「このおかずまだある?」と家族が美味しいと喜んでくれる声、その温かい空間に触れた時、小さな幸せを感じ救われたような気持ちになりました。

このエピソードの中で、私は様々な道具達を使いました。この経験から道具には人のコミュニティや人を喜ばすという凄い力があると感じ、これが道具に対しての有難いと感じた私の「道具へのカンシャ」になります。

こんな事を言っている私ですが、実はliloのメンバーの価値観に触れるまでは道具に対してここまで考えれた事はありませんでした。

道具が大量生産大量消費されるのが一般的なこの現代で、異常気象やパンデミックどさまざまな形で人に対して弊害が起こっています。

最近、話題になったのはカナダの異常熱波で、2021年6月末にカナダのブリティッシュコロンビアで最高気温49.6℃が観測されたという事が起こりました。それが原因で暑さに慣れていない多くの現地の人が熱中症で倒れたり、多大な海洋生物が死んでしまったりと異常な事が起きています。

その中でサステイナブルな製品や仕組みづくりが今後も重要になる且つ人の道具に対する態度や考え方を変える事が重要になると思います。

私が書いたこの記事を読んで身の回りに溢れている道具の在り方や道具が作られるプロセスなど少しでも道具の事を考えるきっかけになれば幸いです。

また、皆様の周りで「道具へのカンシャ」を感じる事があればコメント等で共有していただけたら嬉しいです。

最後に

私がliloのメンバーになったのは「道具へのカンシャ」を世界に一人でも多く広めるというミッションにワクワクと必要性を深く感じたからです。

想像してみてください。

「道具へのカンシャ」が世界に広がり、道具の大切さや魅了を改めて世界の人々が再認識し、自分が愛着を持てる本当に必要な道具を購入できるようになり、大切な人と愛着を持った道具と共に一緒に時間を過ごしていく。

このような世界は美しく素晴らしいと思いませんか?

liloのメンバーは道具を「自然と人間の間にあるもの」や「贅沢の手間を楽しむもの」のように色々な角度から道具を考えそれを言語化している事に凄みがあると思います。

その道具観を形作っているのは、道具に対する豊富な知識と若者の深い感性、そして思考です。

liloブランドに少しでも、興味を持って頂いた方は、是非、online storeに寄って頂きliloの世界観を楽しんでください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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