見出し画像

『MIYAMA #6 深山わくわくテレビ』

黒木:皆さん、こんにちは。深山わくわくテレビの黒木です。本日は特別ゲストをお迎えしています。三条ホールディングスの社長、三条宗春さんです。三条さん、どうぞこちらへお越しください。

宗春:ありがとうございます。三条ホールディングスの三条です。

黒木:三条さん、本日はスタジオにお越し頂きありがとうございます。さて視聴者の皆さんはすでにお気づきかもしれませんが、お忙しい三条さんに本日お越し頂いたのには理由があって、三条さん、この度は「深山市地域発展賞」の受賞、おめでとうございます!

宗春:いえいえ、どうもありがとうございます。私ども三条ホールディングスは地域の皆様に支えられての今日ですので、この賞は深山の皆さんあっての賞だと思っています。

黒木:さてさて、そんな控え目な三条さんですが、本日は「深山市地域発展賞」の受賞記念の特別企画として、三条さんのこれからの展望や深山市への思いなど、色々と伺っていこうと思います。視聴者の皆様もXでハッシュタグ「深山わくわく」で質問を投稿して頂ければ私から三条さんにおききしますので、ぜひご参加ください。それでは、まず受賞の感想からお聞かせ頂けますか?

宗春:はい、この度はこのような栄誉ある賞を頂くことができて、本当に光栄です。これもすべて地域の皆さんのおかげです。もちろん私一人の力ではありませんし、深山市に根ざして事業を展開してきたからこそ、このような形で評価をいただけたのだと思います。

黒木:地域と共に歩むことが三条ホールディングスの理念とも言えますもものね。

宗春:そうですね。私ども、三条ホールディングスは地域社会と密接に関わり、常にその発展を願って活動しております。例えば、私たちが運営するサンマートでは、地元の農家さんから直接仕入れた新鮮な農産物を販売し、消費者には品質の高い食品を、生産者には安定した販路を提供しています。

黒木: 生産から消費を地域のサイクルで回すことによって、地域経済にも貢献されているわけですね。

宗春:はい。私たちは商品を提供するだけではなく、農家さんたちとの関係を大切にしています。私たちの主な活動は、地元の農家さんから直接仕入れた新鮮な野菜を消費者にできるだけ早く提供することに重点を置いています。地元で取れた野菜を、地元の方に消費して頂き、生産と消費のいい循環をこの深山市で実現できればと考えています。このような地域の生産品を主体とした販売形態は2010年代に取組み始めて以来、互いに支え合い、協力し合う関係を築いてきました。深山市の農家さんたちとは、それぞれのニーズを理解し合いながら、共に成長していくパートナーシップを深めています。

黒木:農家さんたちからの反応はいかがでしたか?

宗春: はい、まず農家さんたちからのフィードバックが非常に積極的になったと感じています。安定した市場が保証されることで、生産に専念できるようになったとの声を多数いただいています。また、消費者目線でいうと、地元で採れた新鮮な食材を手ごろな価格で提供することができ、それがさらに顧客満足度を高めることに繋がっていけばと期待しています。

黒木:素晴らしいですね。地域の皆さんとともに成長していく三条ホールディングスの成長と発展は、そのまま地元の農家さんの成長と発展でもあるのですね。ところで、三条さんは深山市で育ち、大学を卒業された後は再び深山市に戻って、三条ホールディングスに入社されました。入社後しばらくは、先代であるお父様のもとで経営を学び、それからサンマート、さらにはサンタウンと新たなブランドを次々に立ち上げられました。この一連の活躍を支える動機は何だったのでしょうか?

宗春:はい、私の家族は代々、この地で小さな商いをしてきました。私は大学時代に地域経済の活性化について学びました。昨今、人口減少が進んでなにかと課題が叫ばれる日本で、地方社会は高齢化も進んでさらに挑戦すべき課題が増えていますが、私たちにはまだまだできることがあると信じております。私は、これらの地域課題を解決し、故郷である深山市に貢献したいという強い思いがありました。率直に言うと、地元である深山に恩返しすることが大きな目標でした。

黒木:地元への深い愛と責任感を感じますね。その情熱が新たなブランドの成功につながっているのでしょう。三条さんが今後、深山市のために計画していることはありますか?

宗春:実は、深山市内に若者向けの起業支援センターを設立する計画を進めています。地元の若者が新しいビジネスで成功できるように、資金面やノウハウのサポートを提供する予定です。これによって、さらなる地域経済の活性化にもつながればと考えています。

黒木:素晴らしいですね。地域の未来を担う若者たちを支えるわけですから、期待が膨らみます。それではここで視聴者からの質問を取り上げたいのですが「地元の伝統工芸品を活かした事業展開は考えていますか?」という質問が多数寄せられています。

宗春:はい、おっしゃる通り、深山市には素晴らしい伝統産業がたくさんあります。実は現在、私どもも地元の工芸品を活用した商品開発を進めていて、これを世界に広めるための戦略も考えています。地元深山の魅力を世界に伝えることが、私たちの使命だと思っています。たとえば、杵曽には御田酒があって、須磨穴には高瀬舟最中があるように全国、いや世界に誇れる工芸品や食材がまだまだこの深山にはあります。これらの地域資源を活かしつつ、時代に合わせて進化させていく。これが深山の活性化への鍵となると信じています。若い世代の感性と深山の伝統をうまい具合にミックスさせれば、深山ならではの価値創造ができるはずです。そうして、事業を通じて雇用の場を生み出すことで、若者の地元定着にも貢献できればと願っています。この地で生まれ育った者として、深山の未来に何かしらの恩返しができればと心から思っております。

黒木:素晴らしい展望ですね。特に若い世代が希望をもって、地元でも働けるようにするのは、地方都市の将来にとってほんとうに大きな課題です。深山市の未来が今から楽しみです。さて、えーと、ここでもう一度ハッシュタグ深山わくわくのほうをのぞいてみたいのですが、あ、すごいですね。大変多くのコメントありがとうございます。そうですね。特に目立つのが、オフの日についての問い合わせですが、ずばりオフの日はどのように過ごされていますか?

宗春:はい、実は私は山歩きが好きでして、週末にはよく昼山に登山をしに行きますね。昼山の豊かな自然と頂上からの眺望が素晴らしいんです。また、山歩きの後は湯腹温泉で疲れを癒すのが私の休日のルーティンです。湯腹のぬるめのお湯が最高で、そこでのんびりする時間は、私にとってかけがえのない時間となっています。

黒木:素晴らしいお話をありがとうございます。昼山や湯腹温泉は深山市民にとっても心のオアシスですね。深山市の発展に向けた、そんな三条さんのプライベートな一面を聞かして頂き大変ありがとうございます。さて、深山市には、そんな昼山や湯腹温泉のように、三条さんが休息を見出されるような隠れた魅力が他にもたくさんあると思うのですが、市民の皆さんや、これから深山市を訪れる人々におすすめのスポットはありますか?

宗春:もちろんありますよ。深山市には、たとえば、深山焼きの陶芸体験ができる工房や、郷土料理である木の芽味噌を提供してくれる町々の食堂はおすすめですね。あと、季節ごとの祭りも見逃せませんね。私たちの文化と共に、自然も豊かで、春には桜、秋には紅葉の絶景を楽しむことができます。これら全てが深山市の大きな財産です。

黒木:なるほど、そういった伝統と自然の魅力を大切にすることで、深山市ならではの色が出るのですね。実は、視聴者の方からも、そうした地元の文化に触れられるイベントやスポットの情報をもっと知りたいという声が多く寄せられています。番組で取り上げさせていただくことも考えていますので、今後もぜひお話を聞かせてください。

宗春:ええ是非こちらこそお願いします。私ども三条グループも、深山市観光の魅力を伝える活動を続けていきます。この町をもっと多くの人に知ってもらい、愛してもらいたい。そのためには、私たちも切磋琢磨し、より多くの観光客にとって訪れやすい環境作りに努めます。

黒木:ありがとうございます。最後に、深山市に対する熱い思いを改めて、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

宗春:本日はお招きいただきありがとうございました。三条グループはこれからも深山市の発展と、ここで暮らす皆さんの豊かな生活のために努力を続けて参ります。私たちは単なるビジネス展開のみならず、、地域社会の一員としてその責任を果たしていく所存です。今後とも地域の皆様と手を携え、共に成長していくことを楽しみにしております。どうか、引き続き三条グループへのご支援とご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?