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はじめまして^ ^みいちゃんです。

30代半ばにして、乳がんの告知をうけました。
2023年の内に、やらなければならない治療はすべて終了しており、只今、経過観察中です。

幸運にも、自主的に乳がん検診を受けたことが、完治を目指せるステージ0の状態での発見に繋がり、今は発覚前より元気に過ごしています!

乳がんになって、気づきは沢山あったけれど、【時は金なり】時間は有限で貴重なものであることを強く意識するようになりました。

他にも【今ある当たり前に感謝】【健康第一】【弱さを隠すためのプライド、見栄は必要なし】など気づいたことについてもエピソードを書きます。

病気が発覚してすぐは、ブログで経験談を語ることに意欲が高かったけれど、治療が終わって回復して元気になるうちに、時間と共に乳がんが過去のものとなっていき、発覚直後の意欲が薄れていきました。

しかし、私が乳がん検診の推奨年齢から外れていたにも関わらず、検診を受けようと思えたきっかけは、間違いなく先人の皆様による乳がん検診啓発活動でした。

人の言葉の受け売りで、

「足踏みして靴底を減らす人生は送りたくない」

その言葉を聞いたとき、年始のタイミングでまずやってみよう!そう思えました。

だからこそ、今まで沢山の方に助けていただいた感謝の気持ちを幸せのバトンとして、次につなぐため、一歩踏み出すことにしました。

乳がん経験談自体は女性特有のメジャーな病気ということもあって数多く見受けられます。

しかし、ステージ0に限定すると、おそらく命に関わる状況ではないため、治療が終われば経験談を世に出す人が少なく、一気に情報が減って、先の見えない不安に繋がっていました。

乳がんの患者さんは、年齢やライフスタイル、乳がんが見つかった経緯、いろんな病状、治療方法の方がいらっしゃって、まさに十人十色。

私の経験したこと、全てが当てはまる方は、ほぼいないかもしれません。

理想を言うと、10代、20代の学生さんや、AYA世代と言われる検診の推奨年齢より若い世代、乳がん検診を受けようか迷っておられる40代、50代以降の全ての女性に向けた発信にしたいです。

しかし今のところ、身内や知り合いに乳がんの方がいたとしても、今の私の発信力ではそういう人がこのnoteに辿り着くことは、ほとんどないと想像するので、

noteでの活動から徐々に、もっと沢山の人に認知してもらえる活動をやってみたいです。

告知を受けて、命に関わるほどシリアスな状況ではなかったけれど、無意識の思いこみでがん=死のイメージが強くありました。

30代半ばと人生で遅くも早くもないタイミングで死=人生の終わりがあることを身近に感じて、私の人生史上1、2位を争うほど怖い思いをしました。

一方で現実は幸運が重なり、自分が抱いていたがん闘病のイメージよりも、あっさり過ぎ去り思っていたよりもすぐに日常を取り戻すことができました。

このイメージと現実のギャップはどこから生まれているのか考えたら、『正しい情報を知らなかったから』ということに気づきました。

メディアやドラマ、映画などのエンタメから恩恵を受けることも沢山あるけれど、無意識の内にネガティブな影響をうけていて『がんの告知=死』と言うイメージを持っている人は、告知前の私を含めて多くいらっしゃるのではと想像しています。

そんな無意識のイメージで、がんを見つけたくないから乳がん検診を受けないという選択をするひとが少なくなり、もちろんショックかもしれないけど、早期発見や治療ために受けてみようと思える人が1人でも多くなればと願っています。

(いろんな状況の人がいるので、もちろん検診でがんが全て発見できるとは言い切れないし、この文章で傷つく人がいるかもしれないけど、誰も傷つけることなく自分のことを発信したり、啓発活動するのは難しいので、どうか温かい目で見守ってくださいませ)

noteでは乳がんになって、物事の考え方や捉え方が変化したこと、

乳がんは早期発見と適切な治療によって、人によっては治療前より元気になれることを伝えたいです。

ポップでハッピーな発信にしたいので、ほとんどシリアスな内容にはならない予定です。

治療についての記録だけでなく、日常のこと、最近始めた趣味のことや、これからやってみたいこと、についても書いていきます。

この乳がんの体験記が、未来の私だけでなく、ここにたどり着いてnoteを読んでくれた誰かにとっての一助となれば光栄です。


【現在までの経過】
2022年秋頃 右胸の内側下部にしこりを自覚するも、がん家系でないこと、乳がん好発部位でないこと、年明けに会社の健診予定だったため放置する。

2023年1月 健康診断で自主的にレディースオプション追加。しこりのことは忘却していた。

2023年2月 乳がん検診について要精密検査の結果が紹介状と画像データが同封されて届く。(マンモグラフィーカテゴリー3、エコー検査低エコー域)

2023年2月 自宅近くの乳腺外科クリニック受診。再度マンモグラフィーとエコー検査を受ける。当日に吸引式組織生検を勧められ、急遽受けることになる。

2023年3月 非浸潤性乳管癌(ステージ0)告知。手術が出来る規模の大きい病院へ移動するよう勧められる。職場退職。

2023年4月 関西医科大学附属病院 乳腺外科受診。若年のため遺伝子検査勧められるが、受けない選択をする。

2023年5月   右乳房部分切除術を受ける。
術前ステージ0のため、センチネルリンパ節生検はなし。リンパ節郭清なし。

2023年6月 病理結果は浸潤部なし。断片陰性。術前と変わらず、ステージ0 確定する。

2023年7月 右乳房へ放射線治療16回完走する。

2023年10月 定期検診をクリア。術前のクリニックで定期検診を受けるため、大学病院を卒業。

2024年1月 一人旅ができるまでに回復。治療前よりも元気になる。

2024年5月 術後1年検診クリア

抗がん剤、ホルモン療法など薬物治療はありませんでした。現在、経過観察中です。

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