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あれは、秋も深まり冬の気配が近づいてきた2022年の秋頃…

外は薄暗かったことは覚えているけれど、それが夕方だったのか、早朝だったのかはうろ覚え


おそらく昼寝から目覚めて、何気に右胸に触れると今までなかったBB弾のようなしこりがあることに気付きました。


飛び起きて、確認するとしこりは感じず。


寝ぼけていただけかと安堵したのも束の間、


再度仰向けに寝転んで確認すると、右胸に『しこり』は確かに存在していました。


慌ててスマホを手に取り、
『乳がん 30代』 『しこり BB弾 乳がん』


そんな誰もが思いつきそうなワードで検索していたことを覚えています。


たまたま、どこかの乳腺クリニックのホームページにヒットして、内容を確認すると


①乳がんは30代、特に30代後半を境に患者が増えはじめ40代から急増する

②しこりがあるからといって必ずしも乳がんとはいえない

③近親者に乳がん経験者がいる場合、発症のリスクが上がる

④20代、30代の乳がん患者は乳がん患者全体の数%

⑤乳がんの好発部位は乳頭を中心に胸の上方外側が全体の半分を占める

⑥気になる症状があればひとりで抱え込まず、医療機関を受診すること


まだまだ情報はあったけれど、こういう状況で検索をかける時って、今後取るべき行動など目的を持って検索する方もいらっしゃるかもしれませんが、

あの時の私のように、無意識に乳がんであることを否定したくて、安心したくて調べる。
という方も少なくないと思います。


実際、私は調べた情報をみて医療機関を受診するどころか、

自分の都合が良いように解釈して、

「まさか、私が乳がんであるはずがない」
そう思いこんでしまいました。


しこり以外に目立った症状はなく、好発年齢から外れているし、がん家系でもなく、好発部位でもない。良性腫瘍の可能性が高いみたいだし、

そもそも、仕事忙しくて病院の予約がめんどくさいし、何科を受診すれば良いかわからないし、年明けに定期検診受けるしなあ........

病院に行かない理由を沢山並べて


まぁ、いっか!


誰にも相談せずに放置してしまい、
慌しい12月になり、年末を迎え、年が明け…
その頃にはしこりのことなんてすっかり忘れていました。


あの時の私と同じ失敗を、今同じ悩みを抱えている人にして欲しくない。


だから、このnoteを読んでくれた人にお伝えしたいこと、


少しでも胸に異変を感じたなら、
その異変が乳がんによるものということを否定するために【乳腺科・乳腺外科】を受診してください。


私は何も知らなくて産婦人科を受診するのかと思っていました笑


そして、ひとりで抱え込まずあなたにとって信頼できる人(家族、友達、恋人、パートナーなど)に相談してください。


きっとあなたに寄り添ってくれて、一緒に今取るべき最善の行動を考えてくれると思います。


さて、誰にも相談せず、しこりを放置したまま年明けを迎えた女


次回、乳がん検診について振り返ります。


※気になるので念のため
箇条書きの内容はWeb上で軽く調べて、私の頭の中で特に印象に残っていることを羅列したものです。

当時の私が感じたこと、捉えたことをそのまま残しておきたいという目的であえて文章化しました。

医学的根拠があるか確認をとった情報でないことをご容赦ください。

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