乳がん備忘録#2 新年の乳がん検診(前半)
職場の健康診断に乳がん検診を追加したのは、しこりを確認する前の夏頃で........
その前に、私が自主的に乳がん検診を受けることにしたきっかけから話しておこう。
長くなりそうなので、乳がん検診編は前半と後半にわかれます。
きっかけになった出来事はもう8年前!?
時が過ぎるのは早いものですね。
小林麻央さんの報道がきっかけになります。
当時私は27歳でした。
報道前は乳がん検診を含む婦人科検診って40代以降の大人の女性が受けるものという思い込みがあり、
アラサーと言われはじめる年齢とはいえ、まだ20代と若いからと、今思えば当事者意識は皆無でした。
また、検診自体に関心が薄かったこともあり、無知だったことで、乳がん検診に対して良いイメージがありませんでした。
例えば、マンモグラフィーは痛いらしいとか、必要なこととはいえ、プライベートな部分を触れられたり、見せなければならないのが恥ずかしいとかネガティブなイメージを多く持っていました。
当時、小林麻央さんの年齢は確か、30代前半だったと記憶していて、テレビでよく拝見していた同世代の方の報道であることに衝撃を受け、初めて若年性乳がんの存在を知りました。
『乳がんって若くても罹るんだ』と考えが変わったことを覚えています。
北斗晶さんが乳がんを公表したタイミングも近く、当時多くの人が衝撃を受け、乳がん検診への関心が高まった時期があり、
私は特別人と違った目線を持っていたわけでも、予防医療に関心が高かったわけでもなく、その時期あった報道の恩恵を受けた中のひとりになります。
その年からは、相変わらず乳がんに対して何処か遠くの別世界の話という認識のままでしたが、万が一のため乳がん検診は受けておいた方が良いんだろうなあというくらいの認識を持つことができました。
幸運なことに検診機関の受付で勧められたことも何回か重なって、全く計画性はなかったけれど、今振り返ると偶然2年に1回の定期的なペースで、乳がん検診(乳腺エコーもしくはマンモグラフィーのどちらか)を受けることができていました。
ちなみに、今回発見されるまで異常が指摘されたことは1度もありませんでした。
前置きが長くなりました。冒頭の検診の話に戻すと、
そういえば、過去に何回か乳がん検診を受けてきたけれど、乳腺エコーとマンモグラフィーを同時に受けたことないなあ........
来年35歳と節目の年齢にもなるし、前に受けてから2年位たってるし、これもひとつの経験としてやってみよう。
それくらい取るに足らない偶然の思いつきが、乳がん早期発見の糸口になるなんてこの時はまだ知る由もなかったのでした。
そして相変わらず、しこりのことは忘却していました。
乳がん検診のふりかえりは後半へ続く
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