中国伝統医学(中医)について
東洋医学の中でも、発祥地である中国で発展した医学が「中医学」です。 中国では中国伝統医学を「中医」とし、西洋医学を「西医」として区別をしていますが、どちらも医師免許を取得してれば「中医師」、「医師」として治療を施すことができます。
台湾では現在でも中医の診療率は高く、西洋医学の病院ではなく中医のクリニックをかかりつけ医にしているケースが圧倒的に多いのです。そのため、中医学の臨床力も日々研鑽されています。教育制度も充実しており、台湾には「純粋中医」をしっかりと受け継いだ名医が数多く開業しています。
「日本漢方」と「中医学」の違いとは
日本では一般的に、生薬を用いた医療をまとめて「漢方」と呼びますが、そのルーツである中医学は、病気の原因・メカニズムについて「弁証論治(べんしょうろんち)」という理論的方法を用いて治療法を論ずる体系立った学問です。
治療方法は大まかに分けると、体の外から施術する“外治法”と、服薬をする“内治法”に分けられます。治療の必要に応じて外治法、内治法のどちらか、あるいは両方同時に施される場合があります。
改善したお客様の事例
LiLi台湾タクシーチャーターのお客様の中にも、何十年も持病に苦しんで「ワラをも掴む」気持ちで中医にかかりに来る方がおられます。
先日も、年々悪化する膝の痛みに悩み続け、日本でもあらゆる病院、鍼灸を試したけれども改善の見込みが見られなかったお客様がお越しになりました。
LiLiがお連れした中医クリニックで、カッピング、カッサを施術したところ、終了後には満面の笑顔でスタスタ歩き出されたのが印象的でした。
この時の治療費は、処方された漢方薬も含めて約2,000 NT$。
日本での施術や処方漢方薬の価格に比べても、とてもリーズナブルです。
台湾観光の機会に併せて、ぜひ長年の持病から解放されてみてください!
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