僕のFFX - 第七章。第七・親父と子の宿命。
四人は力を互いに出し合うが得体の知れない存在の力の方が圧倒的に上だった。
、、、
、、、
よっ俺様がここで力を貸してやろうか!!
と言う誰かの声がティーダだけに聞こえた。
多分、俺はここまでの親としての意気地無しだから最後まで居てあげられなかったしそれからお前が良くなった時には近くにすらも居てあげられなかった、、、!
なら今ここでお前に力を貸すぜ!
、、、それはジェクトの声だった。
ティーダは、、、動揺した。
何言ってんだよ!親父!
、、、そうすると辺りが異様な光で光り始めた。
その時だ!!
何をする!私を取り込んでどうするつもりだ!!
小賢しい愚民の分際で。
不気味な声がそう言うと
目の前に不気味な怪物が姿を勢いよく現し始めた。
さぁティーダ!俺を勢いよく葬り去ってくれ!!
(ジェクト)
親父!、、何言ってんだよ!
俺だってまだまだやりたかったことはいっぱいあるんだ!
だからそんな悲しいことはやめてくれ!
(ティーダ)
でもここで俺がお前たちのために頑張らないとお前たちも終わるしそして、、、世界も終わるのかも知れねぇーんだぞ!
(ジェクト)
なっ何言ってんのかわかねぇーよ親父!
(ティーダ)
もうちょっとで俺もこの今の悪の存在を制御出来る限界が来る、、ならいっそのこと思い切って俺を倒してくれ!それがお前に言える今の俺からの最後の願いだ!!
(ジェクト)
、、、何言ってんのかわかねぇーよ!、、、でももう終わりなら、、、みんなも仲間も今しかないと思うしかない、、、なら親父!これで最後だからな!
悲しくないように一瞬で倒してやるからなぁ!
、、、またいつかどこかで酒でも飲んで笑って話そうなぁ!
、、、じゃ行くぜぇ、、、、、!!
ティーダは涙を拭いながら仲間と悪なき存在を取り込んだジェクトと勝負に挑むのであった。
続く。
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