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Live2Dが難しかった人必見!簡単に始めるPNG Tuberアバター作成ツール6選

VTuberや配信者にとって、アバターは視聴者とのコミュニケーションを円滑にする重要ですね。でもアバター作成って、ちょっとハードルが高いんだよなぁ…と感じたことありませんか? 私はめちゃくちゃあります。
特に、Live2Dモデリングで挫折した経験がある人は「もっと簡単にアバターを作りたい!」と思いませんか。

「もうね、目パチ口パクしてちょっと動く程度でいいんだよ」
「初期投資そこまで余裕ないんだよな~」
「イラストは自作できるんだけどモデリング難しすぎる…」

ところで海外では「PNGtuber」というものも一般的だそうです。
私、つい先日それを知りました…(数年前からあるそう)

PNGtuberとは?
PNGtuberとは、配信者やVTuberが使用する、マイクの音声入力のみで動くPNG画像をベースにしたシンプルなアバターのこと(Webカメラ不要
動きや表情の変化は、あらかじめ用意した複数のPNG画像を切り替えることで表現されます。Live2Dほど複雑な操作や設定は必要なく、手軽に個性的なアバターを作れるので初心者にもおすすめ!

そこで今回は、初心者からLive2Dモデリング経験ありの上級者まで、幅広く使える「PNGTuber」のアバター作成ツールを6点ご紹介!(全て無料)


1. PNGTuber Plus

リンク: PNGTuber Plus | Steam

PNGTuber Plus編集画面。本体+目の開閉/口の開閉パーツがあればOK

特徴:
PNGTuber Plusは、まさに「カスタマイズの王様」!
必要な最少画像数は5枚と少し多めですが(そう、これでも「多い」方なんです)モーション機能や複数のアバター登録が可能で、こだわりたい方にピッタリです。目と口のパーツをそれぞれ分ける必要がありますが、その分、自分だけのオリジナルアバターが作れます。

「Live2D Cubism Editor」でモデリング経験があると、さらにパーツを細分化して各パーツに複雑な揺れや重力を付けることも簡単です。レイヤーの階層概念もあるのがありがたい!

必要な画像:
本体+開き目・閉じ目・開き口・閉じ口(目と口はパーツで用意)

おすすめポイント:
・自由自在なカスタマイズが可能
・複数アバターの登録OK!設定も個別に保存できます
・スプライトシート対応で、さらに多彩な動きを追加できる

さらにパーツを細分化し、差分ましまし。揺れ(回転)の範囲や重力(強さ)も指定可能

▼上記の差分サンプルはこちら(YouTubeショート形式)
https://youtube.com/shorts/1iqrbJ8swIM

注意点:
・APNG/アニメGIF非対応(スプライトシートで簡易代替可)
・日本語非対応なので、英語が苦手だとちょっと大変かも…
・それを日本語解説してくださってる素晴らしいnoteがこちら!
(私もお世話になりました、ありがとうございます)

PNGTuber Plus&OBSでの使用例

PNGTuberアバターはデフォルメが多いようなので自分のアイコンで挑戦。しゃべるたびに、ぽよんぽよん荒ぶる羊が完成しました。
こちらは手と脚もパーツ分けしているので、それぞれ揺れています。

(余談ですが後ろのおっさんはSKIMAでアイコン販売予定です!)
→ 販売開始しました!

2. veadotube mini

リンク: veadotube mini

veadotube mini編集&プレビュー画面。モーションは選択式で数値の調整可能

特徴:
veadotube miniは、とにかく「シンプルでわかりやすい」がポイント!
必要な画像は4枚のみで、APNGにも対応しているのでスムーズなアニメーションも作れます。シンプルだけど必要な機能はしっかり揃っていて、初心者にも優しいツールです。
アバターも複数登録でき、PNGTuber Plusと同じように設定したキーで切替可能なので差分対応にも使えます!

必要な画像:
開き目&閉じ口、開き目&開き口、閉じ目&閉じ口、閉じ目&開き口

veadotube mini&OBSでの使用例

モーション(effect)の「jump」はデフォルトだと左右にジャンプして猫の「やんのかステップ」ですが、Xの数値をゼロにするとY方向だけジャンプするので呼吸モーションっぽく仕立てられます。

おすすめポイント:
・APNG対応で滑らかな動きも表現できる
・背景オプションもあって、簡単に好みの配信画面が作れる
・使いやすく、とっつきやすい!

注意点:
・日本語非対応
・シンプルな分、細かいカスタマイズは難しいかも?

3. PngTuber Maker

リンク: PngTuber Maker

PngTuber Maker編集&プレビュー画面。VTube Studioに近いUIでわかりやすい

特徴:
PngTuber Makerは、日本語対応で操作がとっても簡単!
必要な画像は最少2枚だけでOK(口パクのみ)さらに2枚まで追加可能で、まばたきにも対応。アニメGIFにも対応しているので、自然なまばたきや動きを簡単に表現できます。
アクセサリー追加や背景オプションなどが揃っているので「Vtube Studio」を使い慣れてる人にはUI的にも取っつきやすい操作感です。

必要な画像:
開き目&閉じ口、開き目&開き口
※遷移フレームはオプション:閉じ目&閉じ口、閉じ目&開き口

基本フレーム2枚で口パク表現。さらに遷移フレームで目パチも可能に。
VTube Studioと同じ感覚でアクセサリーの拡大縮小/前面背面/モデルへの追随可能!

おすすめポイント:
・日本語対応で初心者にも安心
・アニメGIF対応で、動きが豊かになる!
・仮想カメラ対応で、ライブ配信にもすぐ使える

注意点:
・APNG非対応

4. Animation Mike

リンク: Animation Mike
※2度目以降の起動でエラーが出てしまい、スクショ撮影を断念…

特徴:
Animation Mikeは、シンプルで必要最低限の機能が揃っている国産ツールです。画像は最少2枚あればOKで、アバターの複数登録も5種類まで可能。モーション機能はないけれど、その分、操作が直感的で迷うことなく使えます!

必要な画像:
開き目&閉じ口、開き目&開き口
※オプション:閉じ目&閉じ口など(本家の説明書に詳細あり

おすすめポイント:
・シンプルでとにかく使いやすい!
・日本語対応で、安心して使える

注意点:
・動きのあるアバターが欲しい人には少し物足りないかも?

5. Puppet3

リンク: Puppet3

Puppet3編集画面。オプションとして背景も付けられます。

特徴:
Puppet3は幅広い画像形式に対応していて、APNG/アニメGIFも使える便利なツールです。必要な画像は4枚で、細かいアバターの切り替えが可能。シンプルながらも機能が充実しています。
PNGtuberにも使えるけど、デスクトップマスコット機能あり

設定画面。音声入力はマイクの他、アプリの指定も可能!

必要な画像:
開き目&閉じ口、開き目&開き口、閉じ目&閉じ口、閉じ目&開き口

おすすめポイント:
・多彩な画像形式に対応!
・アバターの切り替えがスムーズにできる

注意点:
・透過PNGに白縁が出る可能性あり
・モーション機能はない
…けど、OBSで擬似的な揺れも付けられそうです。詳しくはこちら!

6. だれでもVtuber(無料版)

リンク: だれでもVtuber(無料版)

特徴:
だれでもVtuberは名前の通り、誰でも簡単に使える国産の無料ツールです。必要な画像は4枚で、基本的なアバター作成が可能。
無料版では機能が最小限ですが、有料版では便利な機能が色々と使えます!

必要な画像:
開き目&閉じ口、開き目&開き口、閉じ目&閉じ口、閉じ目&開き口

おすすめポイント:
・シンプルでとにかく手軽に始められる

注意点:
・無料版では機能が限られている
・本格的に使うなら有料版がお勧め(以下は作者様のnote)


まとめ

アバター作成が難しく感じていた人も、これらのツールを使えば、簡単に自分だけのアバターが作れます!
実際、簡単なイラストなら5分でアバターが完成しました。

アイコンで愛用している北の大地に住む獣(自画像)

カスタマイズ性が高いツールから、シンプルで手軽なものまで、あなたに合ったツールを選んで楽しいVTuberライフをスタートしてみませんか!

ついでに宣伝

SKIMA:立ち絵(男性2点)販売

こちら、お買い上げ後にAPNG化/PNGtuber化(目パチ口パクまで)も別途で有償対応できますのでよろしければどうぞ!

↑上記のお兄さんは自身が居るべき場所へと旅立って行かれました!
お迎えありがとうございます!

nizima:汎用SDモデル販売

上でちょくちょく出てきた金髪SDくんはこちらの自作モデル出身です

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