見出し画像

世界は生き急ぐ

年々、ホリデーシーズンを前倒しするかの勢いで、購買意欲を掻き立てるつもりか、はたまたお祭り騒ぎをストレッチするかのように、カーラヂオからはクリスマスソングが流れ始める。
まだ感謝祭も来ていないのに。

その感謝祭、日本では馴染みが薄いけど、アメリカではとても家庭的な祝日で、七面鳥クランベリージャム添え、マッシュポテト&グレービー、芽キャベツかインゲンなどの副菜、ヤム芋(人参とジャガイモの中間のような味)の甘露煮、そしてパンプキンパイという質素なメニューで収穫を祝う。まぁイギリスから渡って来た開拓者に思いを馳せるわけだけどね。

歴史的な観点からしたら、領土を奪われた先住民族はどうなのか?という思いはあって、ここハワイの問題とも重なるわ。そんなこと言う私も移民者だがw
でもね、先住民族は、飢餓で苦しむ移民者を親身になって助けたんだよ。そこはよ~く知ってほしい。

風が吹けば桶屋が儲かるではないけど、コロナによるパンデミックで物資が入港できないアメリカだって知ってる?
あのどでかいコンテナを載せたタンカーが、ざっと50隻くらいアメリカの主要港で待たされているのよ。
コンテナを降ろすのに約3日は要る。それをトラックやまた小型の船舶に載せ替えたりするんだけど(だからこの島は更に遅れて物資が届く)、コロナ禍でトラックの運転手が激減なんだわ。
なので、トラックの運転が出来ると言うだけでビサを発給しているらしい。
アメリカ移住を考えている人にはトラック野郎(古っ)になる方法もある!(いや、トラックのサイズが違い過ぎる)

冒頭のホリデーシーズンに戻るけど、
10月末日のハロウィンを皮切りに、街中はホリデー気分に浸り始めるんだけど、
ちょっと待ってよ!
ってことは、一年、12か月あるうち、2か月もホリデー気分かい?6分の1年はホリデーwww
残る10か月のうちだって、夏休みは2か月あるよ。
ってことは、そのまた残る8か月のうちにも、春休みと秋休みと冬休みがあって、いくつか祝日もあって、で、土日はしっかり休む。
ん~計算できないけど、およそ5か月くらい仕事したり学んだりしているのか。(いや違うけど)

ここまで書いて、タイトルに誤差が生じていることに気付きました。
「アメリカは遊び急いでいる」のですね。(十羽一絡げでごめんなさい)

今日はオチがあります。
大人も真剣に「今、サンタクロースがノースポールを出発しました!」なんて公共の電波を使って煽っておきながら、
クリスマスを過ぎたら手の平を返したようにパタッと無視のナッシングを決め込みます。
切り替えが早い早い!
お祝い事はその前が大事なので、12月にはクリスマスカードがジャンジャン届くし、12月から挨拶は「メリークリスマス&ハッピーニューイヤー」です。
(クリスチャンでは無い人もいるので、「ハッピーホリデー」が無難です)

「ハッピーニューイヤー」は新年になってからは言わないの。
2日から仕事だしね(涙)

ジャンジャン!