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インターにしなかった理由①

選択肢を増やそうとリサーチ

本来、海外生活が長かった上に何が何でも小学校受験!という考えでもなかった我が家。
特に小学校受験が霧がかった細くて長い道を歩むようだと感じ始めて以来、他にも選択肢を!と思うようになりました。

海外でフリーランスの身、誰よりも危機管理能力が高いという自信があり。こういう不穏な空気を感じた場合、まず最初にやることは①問題の整理と②選択肢を増やす、この2点です。

そこで思いついたのが首都圏にはこれだけインターナショナルスクールがあるのだから受け入れてくれるところがあるのではないか、ということ。(しかもできれば無試験でw)

色々と調べてみると、日本のいわゆる学校とは一条校と呼ばれると知りました。さらには、一条校ではないインターが多いということも。一瞬、一条校ではないならかなり損ではないか?とも感じましたが、でも子どもにとってインターがベストチョイスであれば一条校云々はもう関係なく、そのまま海外の大学に飛び出してくれれば良いということも次第に感じ始めました。何しろ海外の大学にストレートで受験可能な資格を得られることは魅力じゃないですか。しかも、一見すると学費が高額に感じますが、ちゃんと調べると奨学金制度があったり、国費留学もできるんですもん(←経験者)。さらに付け加えると、海外はどこの大学を出たかも大事ですが、学位を聞かれることが多いです。少子化でこれからの日本人は海外に出る可能性がこれまで以上に増えるなどと聞くにつけ、20世紀に先陣を切っていた母は、娘にもそのチャンスがあるならインターへ!!と思いを馳せておりました。

次はインターの費用に関して。脳が中国仕様だった私は年間数百万円の学費を習慣的に人民元に換算してしまい、「この金額なら高くない」と判断。後々、人の習慣がこれほど怖いとはと怯えることになるのですが、怯えた後にはここなら良さげ!と思える学校も見つけられました。
冷静に考えると、インターナショナルスクールが日本にここまでに増えたことに驚きますが、高額のインターほど中国人が多いこと、私には納得がいきます。習慣的に人民元に換算してしまうんです・・・汗 中国より安い!と思っちゃうんです・・・。
ただね、学費が高ければ良いという問題でもない。
どんなことを学べるのかが最重要ポイント(←ややもすると学費、知名度に煽られがち)。

出た!非認知能力

バカロレアのことを調べてみると、小学校受験でよく耳にするようになったワードがちらほら浮かび上がりました。
非認知能力、です。
これから小学校受験に挑戦される皆さん、ぜひお手隙の間に調べておいてください。きっと使えますし、学校選びの際にも頭の整理になります。
色々細かいことを書かずに説明するのが難しいですが、バカロレアではとっくにこの能力を重視していたらしいです。
反対意見もあるでしょうが、日本はどうやらこちらを推奨しつつあるみたいだと感じます。

ほんとにほんとに簡単に説明↓
われらの時代は、先生の話をしっかり聞いて(ここは今も同じ)、言われたことをしっかりと理解する子がいわゆる良い子だったのだろうと思います。が、今は理解し、自分のものにできる子が良いとされているようです。気をつけるべきは下の言葉。
理解する=丸暗記できる
これまでの日本の教育ではこれが公式だったようですよ。
ただね、こう書くと、そんなことない!とも思う自分がいるけど、われらの時代は確かにテストの問題は暗記で乗り切った記憶もあり・・・。という事は、
成績のいい子=暗記力が高い子
となるのです。

ただし、昨今、東北大学の大躍進や一般入試よりも推薦入試が増加していることを知るにつけても、われらの時代の良い子は生き残れないようになっていることは明らか。
むしろ、話を聞いて理解し・吟味し、発信や表現にまで持っていける子を増やそうとしているのだろうということが分かってきました。これらの根底になる基礎能力がいわゆる非認知能力です。

だったらバカロレアをやらせれば良いじゃないか!パーフェクトだ!とも思ったのですが、そこも踏みとどまるのも長年の海外生活を経て養った癖・・・。
中華学校を含むいくつかのインターを調べたり見学も行き、我が家はインドのインターをとても気に入り私立入試直前までオリエンテーションに通ったのですが、ちょっと待とう、と・・・。

続きます。






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