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犯罪ドキュメンタリーファイル リチャード・ラミレス

第1回は1984-85年にかけて、ロサンゼルスを震撼させたナイトストーカー、ことリチャード・ラミレス氏です。

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リチャード・ラミレス(1960-2013)
1984-1985年にかけて、ロサンゼルス近郊で民家に侵入し、レイプ、強盗、を無差別に繰り返し、13人を殺害した。夜中に民家に侵入する犯罪スタイルから「ナイトストーカー」と呼ばれた。

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こちらがリチャードです。いやあハンサムですね。
(ただしこちらは逮捕後、小綺麗になった後の写真ですのであしからず)

ハンサムな顔で「ナイト・ストーカー」なんてめちゃくちゃ中2心をくすぐる異名ですが、この男、実はめちゃくちゃ格好が悪い。

指名手配されて、町中にポスターが貼られたことに気付いたラミレスは、
自分と同じメキシコ系の方々の住むエリアに助けを求めて逃げ込みます。
しかし、それが運のつき。
連日のラミレスの報道により、風評被害を受けていたメキシコ系の皆様、助けを求めるラミレスを「てめえのせいで迷惑こうむってんだけど!!!」と、ボコボコにリンチ。駆けつけた警察官が、リンチを止めたほど。
当のラミレスは「おまわりさん~!助けて~逮捕して~!殺される~~!!」と懇願。

こちらが逮捕時の様子。顔、ボッコボコやん。

散々人を殺しておいて、自分の時は助けを求めるとは、なんとも情けない。
う~ん…まさに、クズ of クズ。

ラミレスについて、とても不思議なのは殺人やレイプについて明確な動機や理由がないこと。
シリアルキラーにありがちな、特殊性癖も好む殺害方法もない。男の子からおばあちゃんまで、まじで無差別なのである。殺したり殺さなかったり…もその日によってまちまちなのだ。一貫性がまったくない。この一貫性のなさが捜査を攪乱し、ラミレスの逮捕が遅れてしまったのだが、殺さない日があったがために、生存者からの証言がはっきり残ってしまい、あっけなく逮捕されてしまったという。

裁判では…掌のタトゥーを見せて"Hail,Satan."(サタン万歳)という始末。

おい、こいつ全然反省してねーぞ。

裁判での証言でも特に明確な動機はわからず、要するになんか「俺は社会の道徳を超越してるから」的なことを言っておりました。

…ええ~…そうなんだ…だけど死ぬのは怖いんだ…わからん…

自分の死が怖いなら、人を殺すなよ…。あ、そうか社会の道徳を超越してるからわかんないのか…

いやはや何とも訳が分からないうえに中途半端な男です。
ですが、このハンサムな顔とミステリアスさで(超一部から)カルト的な人気を集めており、なんとファンの女性の一人と獄中結婚します。


いますよね。犯罪者に恋しちゃう人って…。悪い男が好きってか…。

そんな、リチャード・ラミレスのドキュメンタリーはこちら。



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