犬派、猫島を歩く(The day of NEKOSHIMA)その5 【END】
タイトルのThe day of NEKOSHIMAは向井秀徳氏の楽曲からもじりました。ここ猫島は愛媛県の島なのですが同じ愛媛県を舞台にした『ディストラクションベイビーズ』もいい作品。ちなみに同映画の楽曲は向井秀徳氏。
餌場に戻ってきた。この子がずっと「われ、餌よこせ」とせがむ。カメラの設定も直させてくれない。
その後ろで順番待ちが発生。猫の耳がカットされていることについてそれは去勢のサインであることを教えてもらう。個体数についてある程度の調整が必要であることは理解している。でも肝心なことを帰ってしばらくして気づいた。去勢ってタダじゃできないよね?
席を移動。思い切ってなでなで。
しばらくしてこの子が膝の上に。顎あたりをごろごろしてあげると気持ちよさそうだった。周りに人がいなければ話したいことがたくさんあったのに。
ほどなく帰りの便が到着。待合室の募金箱に心ばかりのお金を入れ餌をBOXに入れようとしたらBOXあかねー。仕方ないのでぶっさす。(ごめんなさい)
待合室には数多くの御礼の言葉が。誰かが救われている事実。
訪れる前に諸先輩方より多数のご忠告を頂き少し構えてしまっていた部分もあったけど、持ちつ持たれつに似た関係性がいくつかの場所で垣間見えて最後はホッとすることが出来た。きっかけを頂いた方、餌やルールについてご意見をくださった方、猫島の方々、川崎ナンバーのバイクで訪れていた女性、ありがとうございました。みんなも行ってみてねなどとは中々言いづらいですが、自分の目で見て感じることは尊いことだと思うので来られた際はマナーよく楽しんでください。
ばいにゃ。(犬派)
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