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健全な睡眠

睡眠って大事。というかすごい。
身体と精神の疲労をなくしてくれる。しかも同時に。
今のところ睡眠を超える回復魔法に出会っていない。

私は寝るのが大好きで、寝るために生きていると言っても過言……ではないかな。
なぜ好きなのか考えてもよくわからないし、部分的にわかってもうまく言語化できないけど。

夏川はよく眠った。生活自体が睡眠のようなものだと彼はつくづく思ったが、要するにこの現実を夢と思えばいいのではないかと彼は考えてしまったものだ。夢という奴は見たくないと思っても、厭な夢を見せられる。いくら見たいと思っても良い夢ばかりは見せられない。その夢と同じことで、この現実も自分の意志ではどうにもならず、だから要するに、この現実も夢だと思ってしまうにかぎる。夏川はそう考えた。俺は知らない、俺は夢を見ているのだ、と。

『母の上京』坂口安吾

たまたま読んでいた本にあった文で、あ!これに近い!と思った。
ここまで逃避的ではないにしろ、現実と夢との認識を逆転させてしまえば、不都合な出来事を前にしても超然とできる感じが……。

認識の話も大切だが、それ以前に自律神経の働きを正常化するという点でも睡眠は欠かせない。

思うに、十分な睡眠無くしての生活は人間のそれではない。寝不足だと考える葦にはなれない。
余裕がなくなってしまうのも嫌。短気は損気。




特段のきっかけはないのだが、最近自分の睡眠を見直すべく様々な取り組みをしている。
食生活、寝具、睡眠時間などを改善し、気持ちの良い目覚めを目指している。実際、素人考えのそれでも、かなりの改善が見られた。
日中に眠くなることがかなり少なくなった。


食生活
→晩御飯は床につく3時間前には済ませておく。塩分控えめにする(夜中に喉が渇いて起きるのを防ぐため)。どうしても眠れない時は寝る直前にドカ食いして気絶する(眠れないよりだいぶマシ)。

寝具
→ちょっと良い枕にした。5,000円くらい。寝返りが非常にスムーズになった。寝具にある程度課金すれば睡眠の質が爆上がりするとわかったので次はマットレスの買いかえを検討中。

睡眠時間
→8時間睡眠から4時間睡眠まで試し、やはり自分には長時間の睡眠が必要だと再確認。理想は22時くらいに床につくこと。
不思議なのが、日付が変わる前に眠り始めると2~3時間後に一度目が覚める。そこから数時間は覚醒状態になってしまうので、逆手にとって小難しい本を読む時間としている。大体2時間が経過するか、筆者の主張に置いて行かれたタイミングで瞼が重くなる。





食生活や寝具は万人にとっての最適解があると思うのだが、睡眠時間は人それぞれだな〜って。


これからも自分に合った健全な睡眠を続けて、つよつよメンタルを獲得したい!



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