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小2息子から見た父親とは?

「1日だけ入れ替われるとしたら、だれと入れ替わりたい?」
なぜか息子とそんな話になった。

「うーん、お父さんがいいかな」
「え、なんで?」
「だってお父さん、頭良いし、賢いから」

そうか、息子には夫がそういう風に見えているんだ。


昨晩も、息子とピロートークをしていた。

「ケンっていびきかいて寝とる?」
「ううん。いびきはないなぁ。歯ぎしりしとるかも。でも、子どもの歯ぎしりは調整するためって聞いたことあるから、ストレスとかではないみたいよ。」
「ふうん。大人はストレス?」
「うん、大人はストレスが原因かな」
「じゃあ、お父さんは歯ぎしりしてないね、きっと」
「え、なんでそう思うん?」
「だって、お父さんは仕事を楽しんでるし、嫌なこととかあんまりなさそうやもん」
「そっか。じゃあ、お母さんは?」
「お母さんはストレスあるやろ。仕事も大変そうやし、お世話もあるし」

お世話って。君がもう少し自分のことやってくれたら、お母さんも楽になるんやけどって、ここまで出かかって言わなかった。


息子には、夫が「賢くて頭が良くて、仕事が楽しくて嫌なことがあんまりない人」に見えているらしい。

いや、本当にその通りなのだ。
夫は賢くて、仕事を楽しんでいる。楽観的な人なので、思い悩むこともあまりない。
どうして息子が夫をそういう風に見ているのか?考えてみると、それはきっと私の影響なんじゃないかと思う。

「お父さんは、仕事が楽しいんやって」
「お父さんは何でも知ってるから、お父さんに聞いてみよ」
そうやって、夫がいないところでも夫の話を息子とする。
もちろん、夫に対して「なにやっとれんて」とダメ出ししたり、怒ったりすることもあるし、息子もそれを見てはいる。

でも、息子はやっぱり夫に対しては尊敬や敬愛の気持ちの方が強いんじゃないかと思う。
それは私も同じだ。夫のことを、私は尊敬している。

息子が息子の目で見たときの夫、息子が私というフィルターを通してみたときの夫、この二つに大きなずれはないのじゃないかな。
私はそれがなんだか嬉しい。

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