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息子にもやっぱり必要だったサードプレイス

息子の癇癪に悩まされていた。
3歳ごろから始まった癇癪。
小さいうちはなんとか押さえつけられていたものの、5歳になるともう力も強い。
叩く、蹴るは日常茶飯事。
どうしたものかといろんな人に相談した。

先輩ママには「赤ちゃん返りじゃない?」と言われたが、そんなもんじゃない。
確かに、娘が生まれてからは「お母さんじゃなきゃダメ!」「保育園行かない!」とわがままが強い印象だった。これは「赤ちゃん返り」だと思う。
でも、癇癪を起して叩く、蹴るってのは別次元の話だ。

保育園の先生にも相談すると、こんな答えが返ってきた。
「習いごとをやってみるのがいいかもしれないですね」
「家と保育園以外の、第三の場所があるといいのかも」
「”うまくなろう”、”上達させよう”というのが目的じゃなくて」
「習いごとは社会性も身に着きますし、家や保育園以外にもこんな場所があるんだ、こんな人がいるんだって知るきっかけになりますよ」


3歳の頃から、「なにか習いごとをさせたいな」と思っていた。
体験教室には片っ端から行った。

・レゴ教室
・体操教室
・和太鼓教室
・英会話教室

でも、どれもピンとくるものがなく、入会には至らなかった。
「習わせたい」という目的があいまいだったからかもしれない。
なんで「習わせたいのか」っていうところが弱かったんだな。

先生との話をきっかけに、今回の「習いごと選び」では明確な目的を決めた。
「息子に第3の場所を作ってあげる」こと。
そのためには、「とにかく息子が楽しめる、熱中できるもの」を選ぶ。

そして選んだのが、「ロボット教室」だった。

レゴが好きな息子。モノ作りが好きで、自分の頭で考えたものを形にすることが得意。

ロボット教室はそんな息子にぴったりだった。


体験教室では、レゴブロックで車を組み立て、車の動きをプログラミングした。

レゴの組み立ては息子の得意分野なので、チャッチャカ作ってしまった。
プログラミングは初めてなので、先生に教わりながら値を設定していた。

体験が終わった後、「どうだった?」と聞いてみると
「楽しかったよ」と息子。
「また行きたい?」と聞くと「うん!」と返ってきた。

ロボット教室を主宰している方ともお話しさせてもらったのだが、この方の話もまた良かったのだ。(話が逸れそうなので、別の機会に書きます)

月謝が予算をオーバーしていたのはちょっと痛かったが、今の息子にとってこんなにピッタリな習いごと、他にはない。
気に入らなければやめればいいだけの話。やってみよう、そうしよう、ということで入会した。


ここ最近、息子の癇癪は顔を出していない。
あれ?最後に叩かれたのはいつだっただろう?
「こうじゃない!」って暴れたのはいつだったろう?
(多分、2週間くらい前だと思うけど)

やっぱり息子にも第3の場所が必要だったんだな。
家でも保育園でもない場所、熱中できるもの。
情熱を注げるものと、一緒にできる仲間。
おおいに、楽しんでくれることを願っている。

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